十数年前から時々利用していたヤフーオークション(※以下ヤフオク)。
出品するためは有料会員にならないといけなくなって以来離れていたが、家の大量の不用品をただ捨てるより少しでもお金に換えようと思い、久しぶりに有料会員となり出品してみた。
その結果、おととしに約1ヵ月で12万、去年は約3ヵ月で67万ほど売り上げた。
この2回合わせると不用品がざっと80万円のお金に換わったことになる。ここから引かれる経費はヤフオクの手数料と梱包資材のみ。
家の要らないものが誰かの大事なものになるという不思議な体験と、それなりに出品のコツがつかめたのでまたの機会のためにここに残しておきたい。
長く住めば住むほど溜まる不用品
老若男女が何十年と住んだ家には色々な荷物が溜まる。
趣味が多い人・収集癖のある人の荷物は半端ではなく、屋根裏にまで荷物がひしめきあっていた断捨離とは程遠い我が家。
とある事情により家の中のものを一掃することになった際、業者に買い取ってもらうよりも自分で売った方が良いと悟ったのが出品のきっかけである。
ヤフオク出品の決定打である着物買い取りの話はこちら↓
この記事がお役に立てるかもしれないのは
すでにヤフオクをしたことのある方には基本的に目新しいネタは無いと思う。
この記事はどちらかというと、不用品を捨てる以外に処分方法が思いつかないが勿体ないと思う方。自分にとっての不用品は他人にとっても不用品であると信じて疑わない方に向けている。
ただし1点だけ前もっていっておきたいことは、80万売り上げたといってもそのための取引は250~300回ほど行ったということ。
チリも積もれば精神でわりと何でも出品したので、100円の利益にしかならない取引もかなりこなした。地味でこつこつした作業の繰り返しである。
ここまで読んで自分にはできないと感じた方にはただの経験談として読んでいただければと思うが、どんな家でも20万~100万円分の不用品が眠っているという統計もあるようなので、あなたにとっても他人ごとではないはずだ。
実際にヤフオクで売ったもの3パターン
では早速売ったものを紹介してゆきたい。全てを挙げると数が多すぎるので、ざっくりと挙げていこう。
売れる確信があって売ったもの
- ベビー用おもちゃ
- コミック全巻セット・その他書籍
- カメラ・カメラのレンズ・付属品(デジタル・アナログ含む)
- 双眼鏡(古い・汚れている)
- 綺麗な状態の書道用品
- ガラス(スワロフスキー)ビーズ
- 未使用の切手
上記はいずれもヤフオク上で過去それなりの金額で取引されていたので、割と安心して出品した。(過去の取引、落札価格などはヤフオク内で誰でも調べることができる)
実際に売れた金額も過去の相場と大きく変わらない範囲の値がついたし、特に書道用具は祖母の趣味でかなりの量があり、その中でも保存状態が良さそうなものは当然のように売れていった。
売れて意外だったもの
- 鮎釣り籠
- 動くかわからない古い腕時計寄せ集め
- 動くかわからない掛け時計・置時計寄せ集め
- 使えるのかわからない古いオイルライター寄せ集め
- 書道用固形墨の破片寄せ集め
- 使用済み書道筆の寄せ集め
- ローカルな書道師範の方の作品
- 使いかけ、開封済の書道用紙・半紙寄せ集め
- 買ったのか作ったのかも分からない古くて汚れた碁盤・将棋盤
- 古いもんちっちの人形
- 未使用に見える、古い引き出物用のような食器セット寄せ集め
- 古くてひびの入った馬の置物
- レトロ感たっぷりの恐らくとても古い座椅子
- レトロ感たっぷりのホーロー鍋セット
- 未開封だがかなり古いウイスキー
- 名前刺繍が入ったとても古いミンクのコート
- 銘が入ってるかどうかよくわからない茶道茶碗の寄せ集め
- 使用済の急須寄せ集め
- 湯呑茶碗寄せ集め
- 中国小物?置物の寄せ集め
- 古い・サビもついている大工道具一式
- 古く一部壊れているおひつ
- 流木オブジェ
- 壺寄せ集め
上記は私が出品前から少なからず「こんなの売れるのか?」と思った品々である。
そしてこれ以外にも、出品する私自身それが何かよく分かってないものも売れた。
同メーカー、同商品、同コンディションでの前例が見つけにくい商品は売れるかどうか自分では判断しにくい。
鮎釣りの籠などは倉庫にずっと入っていた古い古いもので、当然のようにゴミ箱行きに分類していたところ母が「これは売れるよ」と言い出したので出品してみた。
するとあっさり2~3千円の値がついたので驚いた。
書道の墨の破片も同じく、本当に小さな破片で手で持って使用するには不自由なサイズのものばかりだった。墨の質もわからない。そんなものの寄せ集めでも数千円の値がついた。
“寄せ集め”と書いてある品は本当に寄せ集めのものである。例えば急須は何の関連性も無い、ただ家にあった鉄や陶器の急須を3つ集めて出品しただけだ。
湯呑茶碗も同じく、ただ家に合ったものを寄せ集めて10客ほどになったものだ。いずれも欠けや割れは無いが、使用済のものであった。
私感で汚くなく、まだ使えるものであってもそれが売れると確信は持てなかったので、そんな品が売れたらいちいち驚いていたものだ。
“寄せ集め”で高値がついたのは「腕時計」「書道用紙」。いずれも万単位の値になった。
腕時計は古く、動くかどうかもわからないものばかり8.9点ほど。セイコーやダンヒルなどのもばかりでハイブランドではない。
書道用紙も同じく様々なサイズの用紙があったが開封済のものも多く、とにかく20年以上経年してる可能性があるものなので、梱包用のクッション材として使ってしまおうかと思っていたほどである。
もうそろそろ発送するものも無くなってきたなというタイミングで一応売りにだしてみたところ、あっさり高値がついた。
思ったより安くしか売れなかったもの
- 着物
- 象牙のネックレス
- さるのこしかけ
- ブランドスーツ・コート
- それなりに新しく、高かった市松人形
上記は、私の予想では「まぁ少しは高く売れるだろう」と思っていた品である。
ところが過去の相場を調べるうちに、それが勝手な思い込みであると思い知らされたし実際の売れた値段も全く私の期待通りにはいかなかった。
「買った時は高かったのに」は通用しないようである。
何が売れるかわからない。
ざっくりではあるが、これらが私が売ったものであり実際に売れたものである。
本来の私の価値観なら「捨てる」はずのものも実に多く含まれていた。
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実際の出品作業の前に・出品時のコツ
さてではヤフオクで家の荷物を処分してみようと思ったあなたのために、出品のコツを説明しよう。といってもヤフオクでの出品作業手順は本家のサイトを見ていただくのが一番なので割愛。
“段取り”と“コツ”について、私が最初からしていれば良かったと思うものを挙げていこう。
出品商品をざっくりカテゴリ分けする
出品数が多くなりそうな時ほど、先ずはどんな商品があるのかをざっくりでいいのでチェックして、カテゴリ分けをして欲しい。
カテゴリ分けをすることで、作業効率がかなり上がるからだ。
そして出品作業はカテゴリ別に進めてゆく。本なら本を続けて出品する。額なら額を続けて出品する。ビーズならビーズを続けて出品。
このようにすることで商品写真の撮影段取りが楽になり、商品説明欄のサイズ表記や注意書き、発送方法などをテンプレート的に使いまわせてかなり効率的である。
人によって手元にある出品物は様々だ。片っ端から作業に取り掛かる前にぜひ一度どんな品があるのか見渡してみて欲しい。
また、同じ種類のものを続けて出品する利点をもう一つ。
落札者さんが2点、3点と同時に落札してくれることが多くなる事である。同梱が可能な品であれば別々で発送するより送料が抑えられるため落札者さんの金銭負担も減り、より落札されやすくなるのでお互いにフレンドリーな結果を生むことができる。
できれば、先ずは単品で出品してみる
私は作業に割く時間に余裕があったので、面倒ではあるがなるべく単品で出品することから始めた。
単品とは、例えば
赤ちゃんのおもちゃA、赤ちゃんのおもちゃB、赤ちゃんのおもちゃCがあれば、
A/B/Cそれぞれに出品する、ということ。
まとめ売りの方が出品作業や取引の手間が少なく済んで楽なのだが、どうしても“まとめ売り価格”になる可能性が高くなってしまう。
この商品は価値があるのか?無いのか?が分からない時ほど、手元にある不要品だけで最大限の利益を得たい時ほど、先ずは1点1点単品での出品をおすすめする。
2・3回出品して売れなければまとめ売りにする
1度出して売れなければ、再出品しよう。
しかし価格を下げつつ2、3回再出品して売れなかった・アクセスも少なく今後も売れる気配がない場合、類似商品がなければできない事ではあるが、まとめ売り作戦はかなり役に立つ。
赤ちゃんのおもちゃAとCが売れずに残ったなら、
「赤ちゃんのおもちゃA/Cまとめて」という形で出品する。
他にも赤ちゃんグッズがあるのなら「赤ちゃんのおもちゃA/C、女の子用80㎝ベビー服まとめて」などのようにまとめてもいいだろう。
1つでも売れないものが3つも4つも寄せ集めて売れるのかと思うかもしれないが、ヤフオクでまとめ売りをすると業者が買い取ってくれる場合が思いのほか多い。
しかも業者であれば先方もそれなりに丁寧に・早く対応してくれるのでスムーズに取引が進む。私は個人間の取引は少し緊張するので、落札してくれた相手が業者であれば少しほっとしていた。
- 経年30年前後の古いお盆まとめて10点
- 使用、未使用不明 経年 急須・湯呑まとめて10客
- 銘なし 経年品 中皿・大皿セット、ティーセットなど5箱まとめて
などのタイトルで、倉庫に寝ていた古く、単品では全く売れなかったものをまとめ売りにて出品した。まとめ売りはかなり有効だと思う。
一見ネガティブなワードでも商品タイトルに盛り込む
出品の際は1点1点に「商品タイトル」を付ける必要があり、これをなるべく多くの人に見てもらえるように考えないといけない。
その際なるべく商品を良く思わせようと、「美品」や「新品同様」などの言葉を書きたくなってくるかもしれない。
しかしヤフオクでは新しくて綺麗なだけが売れポイントではない。
私の場合は特に中国古物、書道用品、事実として古いもの、壊れかけのものが多かったので
【詳細不明】【古物】【経年品】【訳あり】【難あり】【ジャンク】あたりの言葉はかなり使った。
こういった単語をはっきり明記することで、買い手にも商品情報がストレートに伝わりトラブルを避けられるうえに、かえって買い手が付きやすくなった印象を受けた。
商品情報は分かっていることを正直に書く
商品の情報を出来るかぎり詳細に書く。のは前提で、そう出来ない場合の話を。
この商品は何だろう?どこのメーカーのものか?正しく動作するのか?
調べればある程度の情報はネットから引き出せるのでもちろん詳しく書ければそれに越したことはないが、いくら調べても確信が持てない・分からないこともあるだろう。
そんな場合は正直に書くことをおすすめする。
- 「このお品についての知識がございません」
- 「詳細は分かりかねます」
- 「画像よりご判断ください」
- 「電源は入りましたが動作確認はできておりません」
等の文言をきっちり入れておく。こちらで出来る限りのこと(画像を多く貼る等)をして、あとは落札者さんの判断に任せることだ。
素人の見立てで嘘の説明をしてしまったら落札された後が大変である。
スーパーで売ってる野菜を「中国産か日本産か分かりかねますのでご自身で判断ください」などと表示したら問題になるが、ありがたいことにヤフオクではそれがない。
むしろ分からないとはっきり書いた方が良い。
商品画像をなるべ沢山のせる
言葉の説明不足を大きく補ってくれるのが商品画像だ。できる限り色んな角度の商品写真を最大枚数載せてあげよう。
ヤフーのデフォルトでは画像が少ししか載せられないので、私はこの2つのサイトをよく利用していた。
- フォトアップ http://photo-up.jp/upload.html
- オクノミカタ
http://okunomikata.2-d.jp/photos/(現在サービスが終了しているようです)
いずれも登録不要で無料。個人的に使用感が気に入っていたのはフォトアップだが、1日の利用上限が無料利用の場合3件までと制限がある。そのため沢山出品したい時にはオクノミカタと併用していた。
本の出品について
古書・新書に限らず本を出品する場合は事前のリサーチとして、ヤフオクとAmazonの両方でチェックをした。
Amazonマーケットプレイスは1円~の出品がある場合が多いので、手持ちの本が1円で多く出品されてる場合はヤフオクでもあまり高値は望めない。
さすがに1円のために出品の手間をかけるのは面倒なので、ヤフオクの過去落札履歴で100円でも売れてない・Amazonで1円から多数出品されてる本は最初からまとめ売りにして出品した。
例えば“自己啓発本5冊まとめて”や、“ダイエット・健康本3冊まとめて”といった具合だ。Amazonではそういったまとめ売りはされていないので、十分対抗できる。
ただ、Amazonとヤフオクはユーザーが違うのか、Amazonで1円で出品されてるものでもヤフオクでぽんと300円で売れたりする。
こういう所は実際出品してみないと分からない。過去の相場を見て悩む時間があれば出品してみた方がよほど効率が良い。
ヤフオクをこなして分かったこと
ヤフオクは、実際にやってみないと分からない事が色々あった。
「今まだヤフオクをしたことは無いけれど、手元にあるものをどうにかしたい」という方は、以下を参考程度に知っていただいてぜひ実際に体験してみて欲しい。
不用品とは?価値のあるものとは??の概念が自分の中で崩れるのが面白い。
買った時の価格とヤフオクで売れる価格は比例しない。
「これは買った時高かった」が悲しいかな通用しない。着物や辞典・毛皮のコート・オーダーの服などはいい例である。
高く買ったから高く売れるだろうという予想が打ち砕かれるのが、ヤフオクである。
「これは捨てよう」と思ったものがサクッと売れたりする
これはゴミでしょうと判断したものでも売れるのだ。ヤフオクをしていて本当にそういうことが何度もあった。
自分の価値観だけで需要の有り無しを判断しては勿体ない。
出品金額で悩んでもそんなに意味はない
効率を上げるための一環でもあるが、出品の際に「何円で出品しようかな?」と悩む時間は正直勿体ない。
100円で出品して100円で落札されてしまったら・・・しかし1000円で出品して売れなかったら・・・と悩む気持ちもわかるのだが、落札価格を決めるのは結局こちらではなく買い手である。
需要があるものであれば100円で出品しても、必ず入札が重なり適正な価格まで上がる。
逆に入札が全く入らなければ、その商品の市場価値はそのくらいという事になる。
そういう時は「この値段なら売ってあげても良い」という上から目線な値段をつけて、オークションではなく即決で出品するのもおすすめだ。
その価格で売れれば満足できるし、売れなければそれはそれで安く買いたたかれずに済んだという事になる。
トラブル対応・対処法・予防法
ヤフオクの取引において、トラブルらしきトラブルは無かったように思う。
ほとんどの落札者さんがきちんと真っ当な対応をしてくれたが、全体を振り返って私自身反省した点・こうすれば良かったと思った点を書いておく。
マイナス評価をつけられたこと
ヤフオク初期に商品をガンガン出品しガシガシ売りさばいていた矢先、突然マイナス評価を付けられた。
コメントを見ると「届いた商品が汚くて壊れていた」という内容。
詳しくは後述するが、こちらは最初から「汚くて壊れているもの」を前提にして売ったつもりだったので、それでマイナス評価をつけられた事に非常に驚いたし腹も立った。
どうしようかと画策したものの運営に言っても評価の取り消しはできそうになく、また落札者さんに直接メールする気にもならない。向こうも直接文句を言う気があればそうしていただろう。
結局は、評価に対する返信コメントとしてこちらの意思を示す以外に方法が無かった。
内心とても腹が立っていたが、コメント上は冷静を装った。ここで怒りコメントを書いたら他の取引に差し支えると思ったからだ。
私は「汚くて壊れている」を前提に売ったつもりだと書いたが、それが先方にはちゃんと伝わってなかった事が今回のマイナス評価に繋がった。気持ちが落ち着いた後で自分の商品説明欄を読み返して、たしかに言葉足らずだったかもしれないと感じた。
30年前後の経年があること・汚れがあること・かなり古いので詳細は不明という旨は明記し、後は画像で補ったつもりでいた。
「かなり汚れが強い」「実用に耐えうるものではない」と強めの言葉を書いておけば良かったと反省した。小さくガラス部分も多い品だったので、写真で撮ると実物よりもマイルドな写りになってしまっていたのだ。
実際の商品の状況を誰にも誤解されないようにネット上だけで表現するのは難しい。それを踏まえて出来る限り見えない相手に伝わるように意識するだけでも、かなり違ってくるはずだ。
到着時商品の破損
こちらも一度だけだが、先方の所に到着した商品が破損していたことがあった。
ゆうぱっくを使用していたので保障が効き事なきを得たが、そもそも破損が無いように、万が一の破損時にもこちらに非は無いと言い張れるくらい梱包には気を遣っておきたい。
手を抜いた梱包をしていて保障の効かない発送だった場合、なかなか「私に落ち度はない」ことを表明しづらい。
また到着時に壊れてなくても、梱包が丁寧だと先方が安心するのは言うまでもない。
梱包は重要であり、こだわって損はないと思う。
トラブル予防
トラブルを防ぐためには先にも書いたように商品説明が大事である。なるべくありのままの商品の状態が正確に伝わるように意識するべきである。
だが時には流れ弾のような落札者も存在する。要するにややこしそうな人だ。
連絡をしない。入金をしない。取引が進まない。理由なく悪い評価をつける。こういった人は意外と少なくなく、なるべく関わりたくないものだ。
完全に防ぎきることは不可能だが、私なりの対処法をお伝えする。
- 商品説明欄に取引後について明記する。
「落札後48時間以内にご連絡・お支払いいただける方のみご入札ください」といった旨をはっきり書き込む。
こうすることで少なからず連絡が遅い落札者さんと距離を取ることができ、対応が早い落札者さんへアピールもできる。
- 思い切って入札を削除する。
評価がすこぶる良くない方からの入札があった場合である。評価がマイナスになっている方はシステムで自動的に拒否できるが、そこまではいかなくとも評価欄が荒れてる方は一定数居るものだ。
最終的に価格が上がりそうなお品の場合は特に、変な人とは関わりたくない。
そういう時は「入札を削除」することをおすすめする。特定のアカウントからの入札をこちらの権限で取り消すことができるのだ。
商品説明欄に「過去の評価から、当方が不安を感じる方からの入札は予告なく削除させていただく場合があります」と書いておけば、罪悪感を感じる必要もない。
ヤフオクをして良かったこと・まとめ
トラブル例などを見るとヤフオクが面倒になる方もいるかもしれないので、ヤフオクをやって良かったことも少し挙げておきたい。
先方に喜んでもらえる事がある
こちらは基本的に不用品を出品しているので買ってもらえるだけで十分感謝できるのだが、思いがけず先方さんから感謝のメールをもらえるととても嬉しい。
- 届いて早速飾っています。
- リメイクにしようと思って買ったが素敵すぎてそのまま使うことにしました。
- 商品状態・梱包もしっかりしていて大変満足しています。
- 良いものを売っていただいてありがとう。大事にします。
などのように、届いた後でメッセージをいただく事が少なくなかった。
こういった方は評価欄にも良い事を書いてくれたり、類似商品を購入してリピーターになってくれる事もある。
私はネットショップのセラーではないのだが、先方からの感謝の言葉はとても嬉しかったし、ヤフオクやって良かったと心から思えた。
お金になった
最大の動機である「不用品をお金に換える事」が初期の目標を大幅に超えて達成された。
不用品が80万円になったことは素直に嬉しいし、ある種の達成感を感じられる。
最初は「20万超えればいいな」程度の読みでスタートしたのだから、あなたも同じことや、それ以上の結果が家庭の不用品から出せる可能性がある。
改良や反省は数をこなしながらなんとでもなるのだから、ぜひ挑戦してみて欲しい。
長く続けるなら、ポイントを稼ぐともっとお得
記事が長くなってしまったが、とにかく先ずひとつ出品してみるところからがスタートである。
そしてヤフオクへの出品・落札の際、こういったサイトを経由すると、出品・落札額の0.4%~1%がポイントとして戻ってくるので利用しない手はない。
- ポイント対象は毎月1件のみ(毎月の最高落札金額が対象)
- ポイント確定まで3か月以上かかる
など微妙な点はあるが、経由して出品するだけなので手間は特にないうえに、長い目でみて貯まるはずの無いポイントが貯まるというお得さがすごい。