我が家の庭に勝手に入ってきて泥棒する人が居て怖かったので、いざという時に証拠を持っておきたくて防犯カメラを購入しました。
犯人はだれか分かっていたのですが、証拠が無いのでもしかしたらとぼけられる可能性もあり。
「とにかくカメラで証拠を押さえるぞ!」
と意気込んでカメラを探しまくり、実際に使ってみましたのでレポします。
種類が多い防犯カメラ
実際に探してみるまで知らなかったのですが、防犯カメラは意外と1万円以内の予算でも選択肢はあるものです。
そして種類も豊富。はっきり言ってどれにすればいいのか分かりませんでした。
防犯カメラのランキングなんかを見てもわかりますが、 色んな種類が入り乱れ、ある程度絞り込まなければランキングから素直にえらぶことは難しい状態でした。
なのでランキングを参考に選ぶというよりも、最初にざっくりどういうカメラがあるのか?を見るには良いかと思います。
どのタイプのカメラにするか?選ぶポイント
家庭用防犯カメラといえば、
私にとってはこんな↑イメージでした。
スマホでもリアルタイムで確認できて、何か異変があれば登録しているアドレスにメールをくれるような機能があるタイプですね。
最初はこういったカメラから探していましたが、実際我が家で使いたい状況と照らし合わせると、いくつか不具合があったんです。
使用状況と照らし合わせる
私がカメラを使いたい環境は
- 部屋の中・外・ベランダのどこでも設置したい
- 電源コードが繋げない場所でも使いたい
- ネット環境が無い場所でも使いたい
ざっくりこんな感じです。
主に庭に設置するつもりだったので、実際使いたい環境と照らし合わせるとコンセントに繋がないといけないようなカメラは最初から選択肢に入れてはいけないものだと分かりました。
同じく庭なら家のWi-Fiも届きません。
ということで、これらの機能は一見便利そうですが私にとっては不要なものとして除外しました。
私が選んだのは、トレイルカメラ
上記のようなことを考えて、私が使いたいように使えるカメラはどれか?を比較した結果
選んだのはトレイルカメラでした。
トレイルカメラとは?
動物の観察などで使用するため、無人でなおかつ屋外に設置されるよう設計されており、頑丈で耐候性があり防水仕様により全天候で使用できる。付属されているストラップで木や石などに、固定して使用する。
獣道や餌場などに設置して通る動物たちを自動で撮影し、日時・時間帯・温度などの記録が同時に画像データー上に記録されるので、狩猟・生態観察・などに頻繁に使われている。
トレイルカメラなんてこの時初めて知りましたが、無人の山林などに設置しておいて野生動物の撮影なんかに使うのが主な目的で、近年では防犯用としても使用されるようになっているものだそうです。
これなら庭のどこにでも設置できるし、雨天・夜間撮影もできる。
口コミも悪くありません。
実際購入したものがこちらのカメラです。
トレイルカメラを選んだ理由
最初にイメージしていた防犯カメラからかなりかけ離れたものになりましたが、私が求めていたカメラはまさにこれだったようです。
- お手頃価格
このカメラ自体も種類がいくつかありますが、一番安い7000円台のものを購入しました。
余分な機能が少なく、また欲しい機能はこれで十分カバーされています。
- 乾電池式
電源コードは繋げないので、電池式なのは有難いです。
このカメラは単三電池を8個も必要としますが、100均で電池を買ったので特に負担には感じませんでした。
- ネット環境不要
ネット環境が必要なカメラは24時間遠隔で見る事ができて便利ではありますが、庭だとネットは届かないですし、実際のところいつでもどこでも確認できなくてもいいので問題ありませんでした。
- 防水、頑丈さ
庭のどこに置くかは色々変更しようと思っていたので雨ざらしになる可能性もあり、防水使用は必須。
外なので猫がぶつかって落ちる可能性もあったので、多少のことで壊れないカメラが理想。
- 動体検知センサー(人感センサー)
これが一番重要でした。
ずーっと撮影を続けるのではなく、動くものがある時だけ撮影する機能。
庭に侵入して泥棒をする間を撮ってくれれば良いので、まさに願っていた機能です。
こういった条件を総合すると、もうトレイルカメラ一択でした。
使ってみた結果ももちろん満足です。
トレイルカメラの使用感
実際にトレイルカメラを防犯用として使ってみた使用感です。
カメラの操作性はとてもシンプル
防犯なので、カメラを開いた内側に必要なボタン等が揃っています。
物理ボタンでカメラの設定や再生を行います。スマホ慣れしていると、つい画面をタップしてしまいそうになりますが・・・
また録画したものはSDカード(別売り)に保存されるので、カメラ上でもPC上でもどちらでも確認可能。使っていませんが転送用のUSBケーブルも付属していました。
私が設定したのは
- 画質
- 動くものがあったら10秒間録画
- 10秒経ったら一旦止めて15秒休憩
これくらいです。
動くものがある限り撮影を続けたら電池やメモリがすぐ消費すると思ったので、上記のように設定しました。
秒・紛単位で細かく設定できるので、撮りたいものに合わせて自由に設定可能です。
また設定は日本語ででき、特に不自由はありません。
取扱説明書は初期設定の部分だけ日本語で解説がありますがあとはほぼ英語なので、取説で理解しようとするとかえってしんどいです。適当に色々触ってみて、実際撮ってみて理解する方が分かりやすく感じました。
画質は必要十分
撮影された動画は全てカメラのモニターで確認しており、パソコンでは見ていないのではっきり言えませんが、低め画質の設定でもきれいに撮れています。↑上の画像では変なアミがかかっていますが実際にはありませんし、ちゃんとカラーです。
少なくとも知っている人が写っていたらはっきりわかるし(犯人は知人と分かっていたので)、遠目に写ったとしても服や髪型は分かるので問題ありません。
ちなみに手持ちの32GBのSDカードで1時間49分撮影可能でした。
画質が綺麗な方がいい!という場合は1200万画質・フルHDまで上げることができます。
夜間の撮影も可能
夜間はさすがにモノクロのような画像にはなりますが、問題なく撮影できます。
カメラ上部が赤外線の窓。
野生動物を撮影する目的が主なカメラだけあって、夜間でもちゃんと人感センサー&赤外線はばっちりでした。
こんな風に庭の片隅に置いて、庭の全貌が写るよう設置しての撮影。
全貌というといかにも広そうですが、乗用車が3台~4台ほどが収まるくらいのスペースです。
地面に直接置くとカメラの形状から地面が割と写り込むので、やや上向きに設置しました。
置くだけでなく木に縛り付けたりもできるので、設置場所は工夫次第です。
防犯カメラを設置してみて
このカメラを設置したことで、「いつでも証拠を押さえられる!」という安心感があり頼もしかったです。
今現在は侵入者問題が解決したため設置はやめましたが、何か気になることがあればまたすぐに再開する予定。
それにしても、知らない間に誰かが入り込んでることなんて本当にあるんですね。
庭に他人が居て勝手なことしているのを目撃した時は、少し震えるくらいびっくりしました。
防犯・証拠押さえ、ほんとに大事です。
もしまだ誰も忍び込んではいない状況なら、鳴砂もアリです。 広い面積に敷くとお金がかかりますが、家の裏側なんかの狭い通路にはちょうどいい。
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