私は30代半ばという非常にデリケートな年齢ではありますが、いわゆる「籍を入れる結婚」をゴールとはしない同棲を続けています(双方の合意のもとです)。
同棲なのか事実婚なのか、または同居なのか・・・その辺の感覚がよく分からなくる今日この頃。
が、それよりもなによりも、私はもともと実家の家族以外の人間と一緒に暮らすなんて考えられない人間だったので、「こんな私でも誰かと一緒に生活できるんだなぁ~」と感慨深いものがあります。
しかし、楽しい・嬉しいだけでは終わらないのが同棲。
途中に破局を挟んで実質5年となる同棲から、あらためて感じるメリットデメリットと・初期にありがちだったケンカあるあるをご紹介します。
同棲の嬉しい!メリット
守られている安心感がある
彼の存在自体に、漠然とした安心感があります。
1人暮らしの心細さや実際のセキュリティのもろさを考えると、2人でいるとものすごく安心している自分がいます。
また、女というだけで声をかけてくるような輩から自動的に守られているのが嬉しい(海外は日本人女性1人だと声をかけられやすい)。
相手のかわいい寝姿が見られるという安らぎ
私のスマホには彼のさまざまなポージングを激写したデータが収められています。
ぐだぐだ寝ている様子が可愛い。これは一緒に暮らさないとみることができないですよね。
金銭的にありがたい
基本の生活費は出してもらっています!
私が自分で買いたいものや、日本へ帰るフライト代、その他もろもろは自分で出しますが、基本の生活費を出してもらえるのはありがたや~です。
ご飯を喜んで食べてくれるから可愛い
彼は食べるのが大好きな人なので、ご飯を作ってあげると「美味しいおいしい」と喜んで食べてくれます。
私はあまり料理が得意ではありませんが、喜んでもらえるとやっぱり嬉しい。
これ以上彼の体が大きくならないように野菜多めにしたりもできるし、自炊のメリットは色々あります。
同棲、めんどくさい・・・解消したいと感じるとき
同棲は良いことばかりではありませんよね。
同棲のデメリット・もう嫌だーーと感じる時をご紹介します。
部屋が汚なくなる
私は今の彼としか同棲をしたことがありませんが、父や祖父はとても几帳面な人間だったため、「男=散らかす」のイメージは全く無かったのです。
しかし、彼は散らかす男。
食べこぼし、さりげなく故意に床に捨てる、脱ぎっぱなし、置きっぱなし・・・
同棲初期より改善された点はありますが、それでも「散らかすなぁ・・・」と少し呆れてしまう面も。
せめて、食べこぼしは拾って欲しい。
トイレが汚くなる
立ってするのか座ってするのか。
そんなことどうでもいいんです。
言いたい事は、汚したら掃除しろよ!
ということだけ。
でも、本人はそんなものは眼中にないようです。
生活スタイルが合わないことによる問題が起きる
私は早寝・早起き。
彼は、超遅寝・昼起き。
なので生活スタイルが合わないことも多々あります。
それなのに一緒にお昼ご飯を食べよう、一緒に夕飯を食べようとなると、何時にするのかでモメます。
生活スタイルが違うのなら、食事時間をわざわざ合わせる必要は無いと私は思う。
しかし彼は、多少お互いに時間をずらしてでも一緒に食事したい派。
夕飯の時間が遅くなると寝るのが遅くなるのに直結するので、食事の時間問題はかなり苦痛です。
5年も住んでりゃリズムができるだろうと思うかもしれませんが、引っ越しして生活環境が変わるたびにこの問題が勃発します(よく引っ越しするので・・・)。
1人の時間が無いぃぃぃ!!!!!
これはあまりにもツライ問題で、かなり悩んだこともあります。
1人大好きな私のはずなのに、いつも一緒。どこへ行くのも一緒。という生活が続き、知らずしらずのうちにすごくストレスになっていました。
ある日、たまたま彼が用事で私が1人で出かけることになった際、1人で出歩く開放感から思わず歌いながらスキップしてしまったことがあり、「重症だな・・・」と気が付きました。
男女というか、老後みたいになる
基本的に仲は良いのです。
お互いに好きだし、色々あるけど一緒にいたい・・・のですが、あまりにも一緒に過ごすというのは男女的にはあまり良くないです。
友達以上、男女未満のような関係になってしまってはイカンと思うのですが、この頃はお母さん扱いされているような気がするのでそこだけは改善したい。
手を繋いでぶらぶら散歩していると、「あれっすでに老後の雰囲気?」と錯覚することも(老後のご夫婦を否定する意図はありません)。
同棲初期のイライラ・ケンカしがちなことと、その解決方法
以下は、同棲開始初期のころによくあったケンカネタです。
ほんとにケンカが多くてどうしたものかと悩んだものですが、今はお互いの地雷が分かってきているので、以前より頻度は少なくなりました。
エアコンの温度問題
彼は暑い。でも私は寒い。
エアコン問題はケンカのネタとしてありがちですよね。
この問題には何度もぶつかりましたが、結局は、暑いものは暑いのです。私が上着を着て、もう温度について文句は言わないことにしました。
でも不思議なことに、今現在彼はなぜか昔よりもエアコンを付けなくなりました。
ケンカした時の行動の違いによるさらなるケンカ
私は姉妹で育ち、彼は兄弟育ち。
私は言い争いのケンカとは縁がなかった一方、彼は主張する・真っ向からケンカをするタイプ。
付き合い始めた当初、ケンカの度にあまりにも主張されて私は何も言い返せず、無言で泣いて、とにかく一人になりたがりました。
主張の強い彼を怖いと感じましたが、向こうからすれば、言葉でのコミュニケーションが取れない・何を考えているのか言わない私の方が怖いと感じていたようです。
このようにケンカ時のお互いの「自己主張方法」があまりにも違うことから、余計にもめてケンカが長引いていました。今では、良いのか悪いのかわかりませんが、私もかなり主張するようになりました・・・。
言葉にしないと伝わらないということを学びました(言葉にしても伝わらない場合もあるけど)。
解決方法は対話あるのみ。
異性の友達との繋がり
私には少ないながらも数人学生時代からの男友達がおり、たまーにメールしたり、複数人で集まって遊んだりすることがありました。
すごく仲が良い男友達、という訳でもないけど普通に友達カテゴリに入れていたのですが・・・
彼が嫌だというので、連絡を絶ちました。女子友達はもちろんそのまま継続。
友人関係を束縛する男ってどうなの??とも思いましたが、ほんとのところ、私自身もかなり嫉妬深いので、彼に女友達がいたらすごく嫌だと思って、そうしました。
一日の過ごし方
今日という一日をどう過ごすか?
私は家で本でも読んだりしてゆっくり過ごしたい。
一方彼は、とにかく外に出たい。
当然モメますね。
私としては、彼が1人で出かけてくれる分にはなにも文句はない。しかし2人で出かけないと彼は納得しない。
非常にめんどくさい。
これに関しては結局折れて一緒に出掛けるようになりました。
いったん揉めると時間のロスが激しいので、それならさくっと出かけてる方がマシです・・・
同棲はめんどくさ・・・い
こうしてメリットデメリットを書き出してみると、同棲ってほんとにすごくめんどくさいですね。
浮気やギャンブルはもっての他ですが、ある程度の自由がないと息苦しくなってしまいます。
相手にどこまで何を求めるかのお互いの要求バランス、とっても大事です・・・。
皆さんの素敵な同棲生活に幸あれ!