肌のシワをなんとか改善したい、シミを薄くしたい、毛穴を目立たなくしたい・・・
そんな時
「レチノAクリームが効くって聞いたことあるぞ!」と思いだして調べてみるも、
「名前が似てる商品が多くてわけが分からん!!いったいどれが効くんだろう。」とお悩みではありませんか。
『レチノAクリーム』で検索して出てくるクリーム達を見ると、メーカーが違うだけで効果は似たようなものだろうと判断しがちですが、実際は全然違います!
シミ消しクリームを買ったつもりが、ただのお肌ふっくらクリームだった。
という失敗が起こらないためにも、『レチノAクリーム』を購入する際の必須チェックポイントとその違いをご紹介します。
レチノAといえども効果効能は全然ちがう
レチノAで検索すると、DHCやビーグレン・個人輸入・Amazonや楽天の関連商品はずらっと並んでいます。
画像検索でもこのとおり。
似たようなクリームではありますが、例えば人気のDHC薬用レチノAエッセンスと、個人輸入で買えるレチノAクリームを比べてみると・・・
使い方から効果まで全く違います。
DHC薬用レチノAエッセンスの効果と使い方
DHC薬用レチノAエッセンスは商品説明にもあるように、目元の小じわやほうれい線にふっくらハリをもたせる効果が期待できます。
そしてその使い方も、いわゆる美容液と同じでOK。化粧水の後で気になる箇所に塗るだけという手軽さです。
医薬部外品なので一般的な化粧品よりはなんらかの効果が期待できますし、肌の状態が悪い時でも使えるのが良いですよね。
医薬品としてのレチノAクリーム
一方、医師の処方や個人輸入で手に入れるレチノAクリームの効果はどうでしょう。
シミ・シワ・ニキビ改善という点はDHCのクリームと似たようなものに感じますが、全く違うのは、こちらには『強力なターンオーバー促進作用』があるという点です。
使用中は皮膚がボロボロめくれたりひりひりしたり、赤みや炎症を伴うこともあるれっきとした『薬』です。
- 使用中の日焼け厳禁
- 妊娠中の使用は控える
などの禁止事項があるため、日本では気軽にその辺で買うことはできません。
医師の処方により手に入れるか、もしくは個人輸入する。もしくは海外旅行へ行った時に現地の薬局で購入するかという選択肢になります。
ここまでの効果があるクリームは楽天・Amazonでは現在取り扱いが無いので、現在の法律での簡単な見分け方としては「どこで売られているか」というのが目安にはなります。
あなたが欲しい効果は何?
どっちを買えばいいのかな?と迷ったら、まずは「どんな効果が欲しいのか」を決めてみましょう。
という場合は、人気のDHCやビーグレンなどを代表としたレチノール配合クリームで十分です。
一方、
という場合は、医薬品としてのレチノAクリーム(トレチノイン含有クリーム)一択です。
こちらは濃度が数種類あり、濃度が濃くなるともちろん肌への影響も強くなります。比較的肌が強い方でも刺激を感じますので、低濃度から目立たない箇所で試してみることをおススメします。
レチンAはただの商品名。配合成分をしっかり確認しよう!
ひとことにレチンAといっても違うんだよということを書いてきましたが、ここで、確実に見分ける方法をご紹介します。
先に言えよと思われるかもしれませんが、最初にそれを書かなかったのは、とてもややこしいからです。すいません・・・
というのも
レチンA
レチノA
トレチノイン
レチノール
レチノ
レチン
などなど、似たような名前の商品や配合成分がある現状です。
『レチンA』という言葉だけをとっても効果が全く違う商品に同じネーミングがついているのですから、いままで使ったこと無い方にとってはすこぶるややこしいのではないかと想像します。
なので、商品名に惑わされない、カタカナに翻弄されない見極め方をぜひ知っておいてください。
それは・・・成分表示を見ること!です。
ビーグレン・QuSomeレチノAの主要成分は『レチノール』
レチノAクリームで人気のビーグレンの配合成分を見てみると、トップは『レチノール』です。
このレチノールはビタミンAの一種で、肌をふっくら小じわを薄く・ハリ・リフトアップが望める人気の成分。
つまり『レチノール』が主要成分のトップに配合されていれば、そのクリームは美容液感覚で取り入れられるものと判断できます。
他にも有名どころでは、エリクシールのレチノバイタルクリームなんかも『レチノール』配合のクリームですし、手作りコスメの原液シリーズなどでも取り扱いがあるので、すぐにでも日常のケアアイテムに導入できます。
強いターンオーバー促進作用なら『トレチノイン』
医師の処方や海外薬局での購入、または個人輸入で手に入る効果の高いクリームは、有効成分に『トレチノイン 〇%』と記載されています。
だいたい0.025~0.05%、かなり強いもので0.1%。しっかり配合パーセンテージも記載されているので購入の際は併せてチェックしてみてくださいね。
トレチノインはビタミンA誘導体の一種で、肌に与える影響はレチノールの100倍とも言われています。
実際のところ、レチノール配合クリームはあくまで『化粧品・医薬部外品』なのに対して、トレチノインは『医薬品』です。臨床結果からも効果が段違いなのは立証されているので、確実な変化を求めるならトレチノイン含有のクリームをおすすめします。
※ただし、皮むけ・赤み・炎症などの副作用は個人差があるものの避けられないです※
ちなみに管理人はシミ取りのためにトレチノイン×ハイドロキノンを時々使用します。
こちらの記事もご参考にどうぞ。顔のシミ、結構消えました。【トレチノイン×ハイドロキノン】クリームの使い方。
まとめ
ちゃんと成分表・配合成分を確認すれば、おなじレチノAという商品名でもうっかり効果が違うものを買ってしまう心配もなくなります。
レチノール配合か?トレチノイン配合か?をしっかりチェックして、ぴったりのクリームを手に入れてくださいね。
もしもトレチノインを使われる場合は、使用方法にも十分お気をつけください。
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