ケミカルな普通のファンデーションを使っていて急にミネラルファンデに変えた時、下地から使い方・仕上がりまで今までのやり方と違っていて、少しとまどってしまいますよね。
でも、いったん今までのやり方を忘れてミネラルファンデーションを使ってみると、とてもシンプルで簡単で、手放せなくなってしまいますよ。
この記事では、基本的なミネラルファンデーションの使い方に加え、小鼻や頬の毛穴を隠したり化粧崩れを防ぐための方法をご紹介します。
ミネラルファンデーションを使う順番
基本的なミネラルファンデーションを使う順序は、
- スキンケア
- ベース作り
- ファンデーションを塗る
たったこれだけです!
夜のメイクオフも石鹸でできるんですから、ほんとに優秀ですよね。
では、1つ1つの行程を詳しく見てゆきましょう。
スキンケア
ミネラルファンデーションを使う前のスキンケアは、油分が多いものはだめ!とか油分が入っている方がイイ!とか両方の意見がありますよね。
これに関しては、個人的にはどちらでもいいと思っています。
もともとの肌質や、体調・季節などでも油分が欲しい時とそうでない時があります。オイルが必要だと言っても目元にだけ欲しい時もあれば、顔全体に欲しい時も・・・
これを使う!と決めてしまわずに、その都度欲しいものを使うようにしている方が結局肌には良いと思います。
そして、何を使うにしても重要なのは
スキンケアを塗ってから肌が落ち着くまで時間を空ける
という事です。
スキンケアの後時間をおかずにファンデを塗ると、ムラ付きしてしまってキレイに乗りません。
肌表面に残ったスキンケアとファンデーションが混ざって、夜の洗顔時に「ファンデが落ちない!」なんてことも・・・(私がそうでした)
- 必要なスキンケアを使って、肌にしっかり浸透するまで待つ
- 時間がない時はティッシュオフする
どちらの方法でも大丈夫です。
肌表面に余分な水分・油分が残ってない状態で次のステップに進みます。
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【重要】下地で毛穴を埋め、ベースを作る
一般的にはミネラルファンデーションを使う前の下地はあってもなくても、どちらでもいいと言われています。
「スキンケア後の素肌にそのまま塗ってもいい」のがミネラルファンデーションの特徴でもありますよね。
ですが、頬の毛穴や小鼻のキワ、ファンデーションをいきなり塗っても思うようにキレイにならないことがあります。
素肌美人の方は多分下地なしでも大丈夫なのですが、いろいろ隠したいものが多い私にとっては、素肌にいきなりミネラルファンデーションを塗ると
塗りすぎると厚塗りになってしまうし・・・
というジレンマがありました。
そこで下地(もちろん石鹸で落とせるもの)を積極的に使うようにしたところ、
- ファンデーションが塗りやすい!
- 肌の細かいことろも粉がキレイに乗る!
という嬉しい結果に。
パフを使って小鼻や毛穴を埋める
下地用のパウダーを塗る時は、パフを使うことをおすすめします。
ふわふわした毛足が長めのパフを使うと頬の毛穴もふんわり隠れますし、小鼻の毛穴を埋め込むようにパフをぐっと押し付けても肌に刺激が少ないので快適です。
逆にブラシで毛穴を埋めようとすると、肌にちくちく刺すように使ってしまって塗った後に顔がかゆくなったりするので、敏感肌さんはとくにパフがおすすめです。
下地に使うパウダーはお好みで
各ミネラルファンデーションのブランドから下地や仕上げ用として使えるパウダーが出ているので、
- 素材(シルク・ミネラルなど)
- ツヤのあり・なし
- 効果(うるおい・SPFなど)
など、お好みの条件で選んでくださいね。
ファンデーションはブラシ?パフ?それぞれの使い方
ミネラルファンデーションをブラシで塗るのかパフで塗るのかも、お好みで選んで大丈夫です。
どちらを使うかで仕上がりが少し違うので、肌当たりと仕上がりの両方から選ぶと良いのではないでしょうか。
- ブラシだと、ふんわり自然な仕上がりになります。
- パフだと、仕上がりは化粧感が出やすいです。
もともとしっかり肌に乗るタイプ(たとえばレイチェルワイン)のファンデーションなんかは、パフで塗ると厚塗りになってしまいそうなので、ファンデの特徴によってもブラシかパフかを使い分けるとより自然に仕上がります!
ブラシでミネラルファンデーションを塗るばあい
ミネラルファンデーションを塗る1回分の量は、「米粒大」とか「耳かき1杯分」と言われています。
1:ミネラルファンデのフタの裏やシャーレにファンデーションの粉を出す
少し多いかも?しれませんがだいたいこれくらいでOKです。
ここでいう1回分とは、1回のメイクで使う量ではなく『1回塗る分の量』です!
ミネラルファンデーションは重ね塗りをしてもあまり厚塗りにならないので、ニキビ跡が気になる時は2・3回部分的に重ねて使う事もあります。
2:ブラシをしっかり押し付けて粉をまんべんなく含ませる
ぐりぐりーくるくると回すことで、ブラシにムラなくパウダーが行きわたります。
3:蓋の裏に粉が残らないくらいブラシに混ざったら、とんとんと軽くたたいて余分な粉を落とす
4:頬の広い部分から塗り始める
くるくる。と小さい円を描くように塗りましょう。
下地で肌がさらさらになっているので塗りやすいと思います。
パフでミネラルファンデーションを塗るばあい
パフでミネラルファンデーションを塗る方が、ブラシで塗るよりも簡単です。
1:パフにミネラルファンデを取る
2:揉みこむ・・・パフを揉み合わせて、ファンデが均一に馴染むようにします
3:余分な粉は落とす・・・多めにファンデがついていたらパフに馴染み切らないので、余った粉は落とします
4:下から上に埋めるようにパフを動かしながら塗る
頬・小鼻あたりは特に下から上に向って埋めるように動かすと良いですよ。
とはいえすでに下地である程度フラットになっているので、ぎゅうぎゅうしすぎないのがポイントです!
そして、フェイスラインの方はさっと撫でるくらい軽く仕上げると立体感が出て自然な仕上がりになります。
化粧崩れを防ぐには?
ミネラルファンデーションは塗った直後よりも数時間経って皮脂と馴染んだ時が一番キレイですが、Tゾーンなどの油分が多い部分がテカってしまうのは大問題。
朝のメイク時にたくさん重ね塗りをするよりも、こまめに油分を抑える方がキレイな状態をキープできます。
でも、忙しくて鏡を見る暇もなかったら、そんなこと言ってられませんよね。
そこで、ファンデーションを塗ったあとに仕上げとして化粧崩れが気になる部分にだけ「マット系のパウダーを薄く乗せておく」という方法があります。
余分な油分を吸って、肌をきれいな状態にキープしてくれます。
もしそれでも化粧崩れが激しいようであれば
- 崩れにくいファンデーションを使う
- メイク前のスキンケアを皮脂を抑えるタイプのものに変える
など、ベースを変えた方が効果が早いと思います。
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まとめ
せっかくのミネラルファンデーションも、使い方を間違えていたりうまく使いこなせないままだと
とがっかりな結果になってしまう事も。
ちょっとの工夫で快適&キレイに見せることができますので、ぜひやってみてください^^
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