パートナーシップは色々悩みが尽きない方も多いと思いますし、
日々話題も事欠かないですよね。
私自身はといえば、もちろんパートナー関係では過去・現在も含めていっぱい悩んだし、落ち込んだり舞い上がったり、そしてまた絶望したり 笑
男が居ない方が楽だなぁと考えたこともありました。
(というか昔から男は要らないという思想がベースにあるような子供でした)
今のパートナーとはお付き合いを初めて数年経っており、ケンカも私にとっては一生分くらいしたし、そのかいあってか?最初の頃よりは相手のことがなんとなく分かってきました。
そしてそれと比例するように、先方も私への理解が深まっているようにも感じます。
とはいえ悩みに悩んで地の底に落ちたような気分の時はどうにかして抜け出したくて、お金を使って解決策を模索しました。
まぁ、模索した先のほとんどが心屋さんなのですが。
関連 【心屋塾上級ワークショップ感想】参加して数か月たったので冷静に振り返ってみる。
今現在は思う所があり心屋さん関係にはお金を落とすのはやめる方向性なのです。が、当時は心屋塾だけでなくお弟子さんの開催されている独自セミナーなんかにも顔を出してました。
その中で聞いた話で一番印象的であり、今でも我がパートナーを眺めながら思い出す話があります。
男の頭は魚だと思え
講師の方がどういう言葉を使っておっしゃったのか忘れてしまったのですが、とにかく男は魚人間のようなものであり、その口からでる言葉に意味は無い、という内容でした。
これだけだと非常に乱暴で、まるで男性を侮辱しているかのような印象になってしまうかもしれませんがそういう話ではありません。
つまり、話を聞くな。行動を見よ。
魚人間の話を聞いても意味が無いならばどうすればいいのかというと、実際に行っている行動を見るのです。
相手の口から出る言葉をスルーして、実際の行動だけに注目する。
女性同士のコミュニケーションで想像するとむしろ逆の方が仲良くできそうなのですが、
対男性になると、どうやらそうではないのです。
言ってる事とやってる事、実際のところ
男性は左脳的だから理屈的・女性は右脳的だから感情的・・・程度の男女の違いをざっくり認識していましたが、それ以前に話を聞いてはいけなかったなんて。
講師の方のお話にはとてもびっくりしましたが、時間が経って目の前のパートナーのそれと照らし合わせるととても腑に落ちる部分がある。
それに行動だけを見ることで、むやみに相手の言葉に感情を揺すぶられずに済むようになりました(もちろんまだまだケンカもするし意味わからん!と腹立つこともありますが)。
1.平行線のようで、気が付けば寄せてくれている。
ケンカの発端は意見の相違が大半だと思いますが、平行線のまま折り合わないことってありますよね。
我がパートナーは口が達者でかつ気合がある人なので、意見の出し合いを何時間でも続けようとします。12時間以上トイレ休憩のみで話を続けたことも何度かあります(死にそう)。
それくらい、どちらも譲らず交わらない。どちらも自分が正しいと思っている。
そういう話し合いの時は、結局体力が尽きるまで話して倒れるように寝ることでうやむやになり、話が終わります。目が覚めたらクールダウンもしてるので、なんとなく、お互い変な感じで過ごして、なんとなくいつも通りに戻ります。
ただそのあとの生活で、気が付けば向こうがすこし折れてくれてることに気が付くことがあります。
あれっ、ああ言ってたのに。。。あんなに反対のこと言ってたのにな。。。と、私としては相手の言葉を思い返してしまうのですが、言葉ではなく「折れてくれてる」「私の意見に寄せてくれている」行動だけを見るよう意識することで、脳内での言われた言葉の再生回数がぐんと減りました。
これは私にとってとても幸せなことです。だって、「あの時ああ言った、この時こんな事言われた」って一人で蒸し返して悲しい気持ちになることはとてもしんどい事だったので。
なんせ相手の頭は魚なので、言葉尻を捕まえても仕方ないのです。
2.口で強い調子で言ってても、内心は困ってるだけだったりする
これはもう男性の人格によるものなので私のパートナーが特にその傾向がある、というだけなのかもしれませんが
ちょっと視野が急に狭くなる部分があるというか、予期せぬ?ことがあると一時的にテンパってるような状態になります。
そういう時の相方は私の目から見ると「怒ってる」ように見えていたので、「どうして怒るの?」ととても不愉快な気持ちになっていました。
そういうことが昔は特によくありました。
今ならば、「あぁ、困ってるのかな・・・」と思う気持ちの余裕が生まれました。
3.変だ、おかしいと言ってても
相方は私のことについてよく、「変わってる」「珍しい」「意外と・・・」のような言葉を使い、軽くディスってきます(ディスってると私は受け止めてました)。
付き合いが長くなればなるほど知る部分が広く深くなるので、そういう指摘が減ることはあまり無いのですが、「そんなに変でおかしくて理解できないなら別れればよくないかい?」
というとこまで思い巡らせてしまうことが以前はちょいちょいありました。
変わってるという言葉は私にとって誉め言葉ではないし、最も近しいであろう人に言われるとなんとなく傷つきます。
ですが、ここでもパートナーの頭は魚です。
私について口でどう語ろうが、あの人は私のそばを離れようとしませんし、乱雑に扱うこともしません。ということは、その言葉に私が傷つく必要は全くなくなるのです。
言葉が心に残りすぎるタイプの人なら、ぜひ
他にも適切な例えがあったのかもですが、書いてみたら3つとも「相手の言葉だけ受け止めて私が反応した話」になりました。
私は昔から耳が良いタイプで、音とか言葉とかが一番記憶に残りやすい傾向があります。
それもあってか「言われた言葉」を何度でも思い出して泣いたり、腹を立てたり、消えたくなったりすることがよくありました。
もちろん「言葉の暴力」というのもあるので、どんな言葉でも温かく受け入れろ、という事ではありません。
でも、自分が必要以上に言葉のダメージを受けてしまうタイプだなーと心当たりがあるのなら、せめて大事に思うパートナーにだけは、言葉尻をいつまでも記憶していたりするのはやめたほうが自分にとっていい事あるな、と感じたのでした。
とはいえその言葉すら、私に合わせてくれているなぁ、私が受け取りやすいように変えてくれているなぁ、と気づくことが日々増えています。
ちなみにこの時のセミナーで話してもらったことのほとんどは、サレンダード・ワイフ 賢い女は男を立てる (知的生きかた文庫―わたしの時間シリーズ)に書いてありました。セミナーではこの本の話は出ませんでしたが、実践者が実体験を絡めてこの本を要約してくれたようなセミナーだったな、とこの本を読んだ時感じました。
なのでセミナーに行くのもとっかかりにはいいかもしれませんが、この本を読んでからでも遅くないかなと(男の頭は魚と思えとは書いてませんが)。
パートナーとはただ仲良く生きていきたいだけなので、頭で色々こねくりまわさずに、もっとシンプルにつながっていたいなぁと思います。それが難しいのかもですが・・・