映画/本

【感想】女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと/西原理恵子 著

投稿日:2017年6月6日 更新日:

西原理恵子さんという方を、約1年前の私は知らなかった。

「毎日かあさん」というマンガと高須院長のツイッターにやたらと登場する西原なる女性が全くリンクしておらず、
西原さんが高須先生の彼女であり、あのマンガの作者さんだったとは!

知った時には驚いたな~。

 

以降西原さんのことが気になって、何冊か彼女の著書を読んだ(マンガじゃない方を)。

そうしたら、ただの高須先生の彼女、というイメージから懐が大きくて、強くて温かい人。
というイメージにがらっと変わってしまった。

 

生まれ故郷の話、東京に出てきた時の話、元旦那の話は彼女が生き方を語る上では欠かせない要素のようだ。

西原氏の新刊である、女の子が生きていくときに、覚えていてほしいことにも彼女の生い立ちがしっかり書かれている。

女の子が生きていくときに・・・

すでにそういった彼女の生い立ちや経歴を知っている読者の側からすれば、あぁ、知ってる話だな・・・と思ってしまう感もあるが、

タイトルである女の子の生き方を語るうえでは省けない要素なのかもしれない。

王子様を待たないで。お寿司も指輪も自分で買おう。

この本の帯にもなっており、私が一目で好きになった言葉。

誰の懐も気にせずに、気を遣わず、自分が一番気に入った指輪を買う。一番食べたいお寿司を選ぶ。とっても自由で、楽しいだろうな~~と思う。

 

私自身がまだ自分の生き方を模索してる真っ只中であり、
自立できる自分でいたいのか、本当は男に守られて甘えてぬくぬくしていたいのか?

迷ってばかり。

どちらも楽しそうだけど、西原氏の言葉は何度聞いてもはっとする。
指輪って、自分で買ってもいいのか!(彼に指輪を買ってもらいたい意識、結構ありました)

この本を買った理由

この本を買ったそもそもの目的は、姪に読んでもらいたいなと思ってのことだった。

内容がマンガだと思い込んでいたので、子供でも読めるなと。
なのに買って中を開いたら活字ばっかり。

あらら、また10歳にもならない小さい子には早かったか。

でも年頃になったら読んでみて欲しい。
西原さんが正しいという訳じゃない。でも、こんな生き方もあるんだ。こんな選択肢もあるんだって、知って欲しいから。

人生生きてれば、自分の予測のつかないことなんて山ほど起こる。

こんな方におすすめ

この本は、ずばり西原さんの本を読んだことが無い方にオススメ。

なんじゃそりゃと思われるかもしれないけれど、上にも挙げたように内容が他の著書と被っているので。それも結構・・・

だから、目新しい内容を期待していると肩透かしになるかも?しれない。

でも全く読んだことが無い方であれば、彼女の人生や選んできた道、考え方、そして今、
過去は笑えないような話ばかりだったとしても、それでも今があるんだなぁと、

昔の自分と照らし合わせて考えるきっかけになるのではないかと思う。

 

でも今回の本の切り口が「女の子が生きていくときに」なので、
西原さんの本をすでに読んでいる方であっても女性であれば、西原さんからのメッセージのひとつひとつ、改めて響くんじゃないでしょうか。

大事なことが書かれています。

「女の子が生きていくときに、覚えていて欲しい5つのこと。」

という目次で、西原さんから娘さんへ、世の中の女性へ生き方指南。

まず自分がちゃんと幸せにならなくってどうする。

自分をちゃんと大切にできるって、女の子にとってすごく大事なこと。

いい子にならなくていいんですよ。

いい子は、幸せを人に譲っちゃうから。

大事なのは、自分の人生を人任せにしないこと。

そのためには、ちゃんと自分で稼げるようになること。

女の子たちに、まず知識として知っておいて欲しい。

あなたの人格を否定してはいけないということ。誰もそんなことをしていい人なんていない。

何があっても、最後は笑えると思っていれば、大丈夫。

私はもう女の子と呼ばれるような歳ではないけれど、こんな言葉がこの本にはたくさん載せられていて、ほっとして、なんか泣ける。

自分が辛かったことや、自分で自分を大事にしてあげられなかったことを思い出して、
悲しくもなるけれど、それでも、あぁ最後は笑えたらいいなぁって
前向きにさせてくれます。

若いお嬢さんだけでなく

また、西原さんの家族間の話も書かれていて、特に娘さんとの関係についてはページを割いてある。

家族だから仲良くしなきゃいけないって思いすぎると、かえってつらくなる

親と子にも、適切な距離がある。

などなど、家族関係についての西原さんの持論も久しぶりに読んでみると、
やはり風通しが良くて好きだなぁと感じる。

家族のことって、やっぱり家族の中だけにこもってしまいがち。同じ顔を突き合わせて我慢しあう事が最善ってわけじゃない。

 

今現在の自分の立ち位置によって西原さんの言葉の響きどころも違うと思うし、
参考になる部分も様々。

数年後に読み返すとまた違うんだろうな~と思うと面白い。

 

“女の子”だけじゃなく、“女性”なら、ぜひ一度読んでみて欲しい。

終わりに

西原さんの人生と比べると、私はのほほんとぼんやり時間が過ぎていっただけなのかもしれない。それでも、やっぱり色々あったし今も当然色々考えたり、後悔したりする。
これからも色んなことがあって、たくさん泣いたり笑ったり、あーーってなったりするのだろう。

どんなときにも、自分の人生のハンドルは自分でしっかり持っていたい。

ほっとしたり、頑張ろう!と身を引き締めたり、あぁ、生きるって凄いなぁ。

と思わせてくれる一冊。おすすめです。

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