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【心屋塾上級ワークショップ感想】参加して数か月たったので冷静に振り返ってみる。

投稿日:2017年6月7日 更新日:

今年の初め頃、心屋塾上級ワークショップを受けた。

私にとってその前の一年間は、かなり悩んで悩んだ年だった。人生で一番くらいに悩んで七転八倒し、出口なんて見えるわけもなければ相談できる人もいない状況であったため、かなり苦しかった。

そこでふと出会ったのが心屋氏のブログ。すがるように読み漁りまくり、彼がブログで紹介する関連のカウンセラーさんのブログも読みまくった。

 

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当時は海外にいたためワークショップ等は参加できず、スカイプでカウンセリングを受けたりDVDを購入したり、キンドルで本を買って読み漁ったりも。キンドルは非常に便利だ。

日本に帰った時ここぞとばかりに更にカウンセリングを受け、パートナーシップ等のセミナーにも参加。心屋塾初級・上級も受けた。

ちなみにその時パートナーシップのセミナーに行った感想を今さらですが書きましたのでどうぞ↓。
関連 【行動を見る】男性の言ってる事とやってること、は別なんだとわかってきたこと3つ。

 

あぁ、ほんとにお金、たくさん使った。。

 

今改めて自分を振り返っても、必死で救いを求めまくっていた。

助けて欲しいと思っていた。

 

そんな私だが、今現在は心屋氏のブログは読んでいない。特に理由は無い。ただ単に読みたいと思わなくなったからで、アンチになった等ではない。
(氏のブログは読んでいないが、関連カウンセラーさんのブログはたまーに覗きに行く。お気に入りの方が2人いる。)

氏のブログは悩んでいる時には少々中毒性があるように感じるので、こうして特に読みたいと思わない自分を「心がフラットな時の自分」と自然と位置付けた。

悩みだすと、恐らくまた読みたくなる気がする。

 

前置きが長くなったが、フラットな自分であるこのタイミングだからこそ
特に賛美するのでもなく、否定するのでもなく「心屋塾上級ワークショップ」について思ったままの感想を述べたい。

細かい内容を書くと今から行こうと考えている方にネタばらしのようになってしまうので、あくまで私の感じたことを書くことにする。

心屋塾上級ワークショップとは

これは、人間関係やコミュニケーション、劣等感を根本から劇的に変えてしまう〔上級〕のコミュニケーションワークショップです。

今までも、コミュニケーションや話し方を学んだのに、雑談が苦手だったり、仕事関係以外の交友・友人が少ない人への

最終手段です。

いつまで「人付き合いが苦手」「ひとりのほうが楽」と、強がりを言い続けますか?

話し方やコミュニケーションのテクニックを学ぶのではなく、もっと根本にある「あるもの」を開放するワークショップです。

http://www.kokoro-ya.jp/article/13197007.html

本サイトにはこのような説明が書かれている。

根本から劇的に・・・最終手段・・・なかなか心惹かれる言葉が散りばめられている。

悩みの種はもっぱらパートナーとのことで、パートナー関係も立派な人間関係。散々カウンセリングやセミナーに行ったのでそろそろ終わりにしよう。〆として行こうと思い、申し込んだ。

参加したもう一つの理由

私が今回の上級に申し込んだもう一つの理由に、「友達が欲しい」というものがあった。一般的な友達は居るが、心の話を共有できる人が欲しかったのと、今の友人関係に少なからず窮屈さを感じていたからだ。

「今の状況は自分で望んだもの」といった心屋的な考え方は、会社勤めでストレスを溜めまくっている友達に話すとケンカになりそうである。

紀凛さんの上級ワークショップ

行こうと決めたら講師を選ぶ。

色々な人の名前が並んでいて正直悩んだが、紀凛さんにした。スカイプでカウンセリングをしてもらったことがあり、その時もらった魔法の言葉がなかなか私にとってはあり得ない言葉で衝撃があった。
それに紀凛さんの静かな話口調は私にとって心地良い。

上級ワークショップは2日間

初級は1日で終了するが、上級は2日間。丸2日家を空けることになるので家族に理由を説明するのは抵抗があったが、「心理学の勉強」とさらりと伝えた。

昔にもカウンセリングを学んでいた時期があったためか特に何もつっこまれず、ほっとした。

当日会場での様子

会場の部屋に入ると、ノートと名前ホルダーをもらい席に着く。お菓子もたくさん置いてあった。

座席は自由に選べるので、話をよく聞きたかった私は前列に座った。
(といっても前後2列しかないが)

徐々に席が埋まり、私の隣にも人が座る。可愛い若いお嬢さんだった。

軽く話をしていたら、いよいよセミナーが始まる。少し緊張する。

初めて生で見た紀凛さんはとても小柄。細くて、綺麗なラインのスカートがよく似合っていた。仕事ができる女性という感じ。

話口調もカウンセリングを受けた時と同じでほっとした。

ワークショップについて

こういったグループのセミナー・ワークショップでよくあるように、近くに座っている人とグループを作り、その日の工程を一緒にシェアしながら進めていく流れだ。

隣の席のお嬢さんとも同じグループになった。嬉しいけど、抵抗もある。

さっきまで普通に話をしていた間柄の人に、これから私は何をシェアしてゆくのだろう。恥ずかしい話もしないといけないのだろうか。などと不安になった。

お題→シェアで進む

紀凛さんがお題を出すので、それに沿って自分の事をノートに書く。
そしてグループ内で順番にシェアする流れ。

私はもともと緊張しぃだが、こういった心理の人同士の集まりでももれなく緊張する。自己紹介も苦手。そんなに変わった話をするでもないのに、ただ私の話を複数人が聞いてると思うとどきどきして少し手が震えた。

一つ一つお題を進めていき、自分の答えを用意してから周りの人の答えを聞くと

当たり前だが皆それぞれ違うのだということを感じた。

人によって悩み事は違うし、思いもよらぬことで悩んでいるものなのだなぁと思った。自分はむしろ、何を悩んでいたのかと霞んでくる。

 

グループの仲間の内、実は一人苦手なタイプである人がいたのだが、シェアして話をしてゆくうちに、全く自分の先入観とは逆な、とても可愛い抱き締めたくなるようなキャラの人だと分かった。

大人になってから知り合った人とため口で話すことはなかなか無いが、こうして話し言葉を変えるだけで心の距離がぐっと縮まるのは良い経験だ。

自分のことが客観的に見える

お題によっては「言いたくない!!」と強く抵抗してしまうものもあり、逆にそのお題が全く平気な人もいたり。繰り返しになるが、皆それぞれ違うものだと実感できた。

自分にとっての話題の得手・不得手、どんな人間に腹が立つのかなどあまり意識してなかった部分が浮き彫りになり面白い。他の人の話を聞くことで自分との違いがわかり、久しぶりに総合的に自分を見直した気がした。

 

1つ残念なこと?があるとすれば、自分の感情をしっかり感じる場面で、私はあまり入り込めなかった。

皆それぞれ自分の事に集中しているので私の言葉を誰が聞いてるわけでもないのだけど、周りの人に圧倒されてしまい、「私はここまでできない・・・」と少し萎縮してしまったのかもしれない。

とはいえ言葉はあまり出なかったけど、感情を感じて口にすることで、思いが変化したのは分かった。

とりとめないまとめ

想像していたよりも、なんらかの強烈な恥ずかしい体験をしたり、インパクトがあったワークショップではなかった。

「最終手段」という言葉が頭に残りすぎていたのかもしれない。

この二日間で“受け入れがたい自分”を見つけて、それを受け入れる事はなかなか苦いものがある。それがすんなりできた時、それは私にとって一歩抜けた事になるのではないかなと思っている。

私にとってWSの一番の収穫は、この“受け入れがたい自分”を見つけたことだ。

そしてこうして記事を書くまでこの大事な自分を発見したことを忘れていた・・・
せっかくWSを受けたのだ。思い出せて良かった。私は、受け入れがたくてもそんな自分にもまた居場所を与えてあげられるようになりたい。

思わぬ収穫も

収穫と書くと変な感じだが、冒頭で書いたように、このワークショップ参加の目的の一つに「友達が欲しい」があった。

この二日間同じグループとして過ごした仲間とライングループを作ったところ、後日そのうちの一人から個人的にお誘いをもらった。なんと初日に隣の席に座ったお嬢さんからだ。

今度日本に戻った時に会う約束をしているので、あれ、もしかして友達になれるかな?と楽しみにしている。

初級を受けた時にはライングループすら作らなかったので、今回は「友達欲しいアンテナ」がしっかり立っていたのではないだろうか。

WSを終えてシャバに戻りその後

この二日間のワークショップを終えてから色々な人と会ったり食事をする機会があったが、やはり相変わらず私は緊張するし、恥ずかしがりで見栄っ張りなままである。

ただそれでも、“嫌われたかもしれない”という妄想癖がある自分。“この人怒ってる”と勝手に誤解して萎縮する自分を知っているので、「それ妄想ですよ」と自分に言ってあげることができるのは大きな違いである。

 

***

 

漠然とした感想をだらだら書いてしまい、読んでくださった方には分かりにくかったかもしれない。しかし問答の内容を明かすとつまらないと思うので、このように私の思うところ・私にとっての答えだけを書かせていただいた。

 

私が心屋氏にがっつり引き込まれたのはこの上級WSを受ける1年程前である。が、氏の存在はその6年程前から知ってはいた。

“書道でメッセージを書くおじさん”程度の認識しか無く、当時セラピーやNLPのカウンセリング手法をがつがつ学んでいた私にとって氏は特に興味の対象にならなかった。

もしも当時の私が心屋氏に惹かれていたら、なんとなく、カウンセラーは辞めなかったのではないかなと想像する。たらればは、意味の無い話ではあるが。

 

***

 

心理やヒーリング関係の知識だけは無駄にあり、「こういう感じ」というものを知っていたので私には今回の上級があまり響かなかったのかもしれない。私は頭でっかちである。

心屋氏がきっかけで初めて心理の世界を知ったという方なら、もっと発見や驚きやあるのではないかと想像する。

とはいえ金額がそれなりなので強くおすすめはしないけれども。

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