ケノンは脱毛器としての機能の方が有名ではありますが、同じくらい評判がよく人気なのが『美顔器』としての機能です。
脱毛も美顔もできるとあれば、ケノンが1台あればサロン脱毛と光美容を併せたコストが大きく削減でき、美容にかかるコストを大きく下げることができます。
管理人は美顔器としてのケノンの使い方をすっかり勘違いしており長年たんすの肥やしにしていましたが、今からケノンを購入する方はぜひ最初から脱毛・美顔の両方を使いこなしてくださいね。
この記事ではケノン美顔器の正しい使い方と、クリニックなどのフォトフェイシャルと比べての効果について解説しています。
ケノン美顔器の効果って?
ケノンの美顔器は肌の幅広い悩みに対応しています。
気にはなるけど病院でレーザーを受けるのはちょっと抵抗がある
- しみ
- そばかす
- くすみ
- ニキビ
- 赤ら顔
など、これらもケノン1台でケアすることができます。
刺激や副作用がほとんどないため、初めての人でも安心してチャレンジできるのが嬉しい特徴。顔だけでなく体にも使え、太ももの裏やおしりのざらざらなんかもつるつるになると評判です。
ただ、肝斑には効果が無いので気を付けてください。シミだと思って照射して、肝斑をかえって濃くしてしまう可能性もあります。
どういう原理で美肌になるの??
なぜケノンの光が美肌に効果的かという事を簡単に説明すると、
まず、IPLという特殊なライトを使って肌に光を当てることで、一時的に肌がダメージを受けます
その後、肌がダメージから回復しようとします
その過程で
- コラーゲンが生成され肌にハリがでる
- 毛穴が小さくなる
- メラニンが排出される
などの二次的な効果が生まれます。
つまり、肌のリカバリーを利用したシンプルな仕組みの美容法なのです。
美顔器の光には脱毛効果はありません。
ケノン美顔器のデメリット
クリニックのフォトフェイシャルより効果は劣る
これはケノンに限ったことではなく他の家庭用美顔器でも同じという前提ですが
フォトフェイシャルは主に医療用の施術ですので、ケノンの美顔器は仕組みは同じながらその簡易版ということになります。
ただ、法律で認められている光の出力が違うというだけなので、長く使い続けるとどうなの?という点については少し思う所があり、以下で考察しています。
1回で効果は出ない、最低でも4回・5回は続けて様子をみる
肌が回復してゆく過程を利用している美容法のため、照射して即!の効果はありません。
照射後すぐに手触りがつるつるになったという口コミも少なくありませんが、本来の効果は肌が回復してくる30日前後以降に現れてきます。
定期的に使い続ける必要がある
脱毛はある程度毛が生えてこなくなれば使用を止めても大丈夫ですが、美顔器の場合は定期的に照射を続ける必要があります。
自宅に美顔器があればサロンやクリニックに通い続ける必要もなく、いつでも好きなタイミングで照射できるのが最大の利点ですね。
ケノン美顔器のメリット
脱毛器と美顔器を兼ねているのでかなりコスパが良い
ケノンは価格が69,800円ですが、全身脱毛・美顔の両方を兼ねているため一般的な美顔器やクリニックやエステで受けるよりもかなりお得です。
フォトフェイシャル | キレイモの全身脱毛 | ケノン(全身脱毛+美顔) |
1回7000円~30000円前後 | 212,040円(12回コース) | 69,800円のみ |
クリニックでフォトフェイシャルを受けると1回7000円~30000万円ほどかかります。クリニックであっても1回で効果は得られませんんので、4・5回通う必要があります。そうなると、1クールで3万~10万円以上ものコストになります。
一方ケノンなら、4・5回と言わずコンスタントに照射を続けることができます。
美顔カートリッジはレベル1なら20万発・レベル10なら4万2857発も使えますので、顔への使用で1回あたり15発照射しても5年以上も使い続けることができます。
ランニングコストを気にすることなく続けることができる
さきほど、美顔はずっと続ける必要があるとご説明しました。
家庭用の光美顔器の中には規定回数打ち終わったら本体ごと交換しなければいけない機器も少なくありません。ですが、ケノンは最後まで使い切ったあとも照射部分だけを交換すればまた新しく使い続けることができます。
数千円の部分交換だけで数年更に使うことができるのは、ケノンの大きな特徴です。
顔だけでなく全身に使用できる
ケノンの美顔器は顔専用というわけではありません。体のどの部分にでも使うことができます。
背中や足などにも使えますし、特に肌がくすみやすい脇やVラインなどに使用する方が多いです。
ケノン美顔器の使い方と注意点
脱毛器としての使い方と流れはほぼ同じですが、1点だけ大きく違う部分があります。
ここを間違えると効果は半減ですので、ご注意ください!
使うのは洗顔後!お風呂上りがおすすめ
美顔モードは脱毛モードと同じく、肌に何もついていない素肌の状態で使用します。
スキンケアやメイクをしたままで使用するとしっかり肌に光が届かないだけでなく、化粧品の成分と光が何らかの反応をして肌ダメージとなる可能性もありますので要注意。
お風呂上りに顔のほてりが静まったあと、スキンケア前に美顔器を使うのがベストです。
サングラスでしっかり目をカバー
美顔モードの光はマイルドですが、眩しさはしっかりあります。
ですので、使用時には付属のサングラスをして目を守りましょう。
使用前の肌を保冷剤で冷やす
肌に不必要なダメージとなるのを避けるため、肌を保冷剤で冷やします。
きちんと冷やすことで火傷や赤みなどから肌を守り、より安全な美顔タイムになりますよ。
ボタンを長押しして連射!
肌が冷えたらボタンを押して照射します。
この時「長押し」することをお忘れなく。ボタンを押している間にパパパパっと約10連射ほど光がでます。
注:途中で指をボタンから離すと連射も止まってしまい、効果も半減です。
再び冷やす&保湿
照射が終わったら、再び保冷剤で肌を冷やしたあと化粧水で保湿します。
美顔器の光はマイルドですが、照射直後は乾燥しやすくなりますので保湿はしっかりと行ってくださいね。
過度な日焼けは避けて過ごす
美顔器の光は意図的に肌にダメージを与えています。
なので、この後で日焼けをしたり長時間太陽の光にさらされると肌への負担が大きくなってしまいます。
極端に避ける必要はありませんが、日常の紫外線を防ぐ程度の対策は行ってくださいね。
ケノン美顔器のよくある疑問や注意点
毎日使ってもいい?頻度は?
毎日の使用はNGです。ケノンは公式で2週間に一回程度の使用をおすすめしています。
ほくろやシミにも使える?
シミは照射で消えることもありますので基本的には使えますが、濃いシミやほくろは照射をするとメラニンに光が反応しすぎてやけどをする可能性もあります。
ほくろの場合は特に、テープなどで保護して光が当たらない状態で照射してくださいね。
朝に使ってもいい?
クリニックやエステで施術を受ける場合は明るい時間帯に受けることも多いですし、照射後すぐメイクも可能なので朝のメイク前に使っても大丈夫です。
ですが、急いでいて冷やすのを忘れてしまったり、その後に長時間太陽を浴びたりするとさらに肌にダメージとなりますので、おすすめは夜のスキンケア前の使用です。
ケノンの美顔器に副作用はある?
クリニックでのフォトフェイシャルであれ家庭用の光エステであれ、一般的に、副作用もなく誰でも安全に使えると言われています。
ですが、強いて挙げるとすれば
- 照射レベルを肌に合わない強さで使う
- 濃いシミやホクロに使う
こういった場合やけどの危険があるという点です。
照射レベルは様子を見て段階的に上げてゆく・冷やしてから照射するなどでトラブルは防げますので安心してくださいね。
まぶた・目元・眉毛・眉間は使ってはだめ
美顔としてのフラッシュも脱毛のフラッシュと同じくらい眩しいです。
顔に使用するとサングラスをしていても眩しいですが、目の周りに近づきすぎると視力低下の恐れがありますので
- まぶた
- 目の近く
- 眉間
- 眉毛
は避けて使ってくださいね。
光アレルギーのある人・日焼けをしている人は要注意
まれに強い光にアレルギー反応が出る方がいます。
日常生活でなにも影響が無い方でも脱毛・美顔の強い光で肌が荒れたり湿疹が出ることもありますので、まずはふとももなどの光に当たらない、目立たない部分で照射テストを行ってください。
また、日焼け後の方もフラッシュの光が肌のメラニンに反応しすぎたり、肌が乾燥・やけどなどのダメージを受けやすくなっていますので肌が落ち着いてから使用してくださいね。
脱毛と同時に使ってもいい?
脱毛した後で使うのはNGです。
重ね打ちになっていしまい、肌への負担が大きいので少なくとも1日あけてから使用してくださいね。
ケノンの美顔器の効果はほんとにある?かを考察
美顔カートリッジで照射をすると
- 赤ら顔
- ニキビ跡
- 毛穴の引き締め
- シミ・シワ
こんな肌のお悩みにも効果的・・・ですが、医療クリニックやエステで1回数万円するフォトフェイシャルとケノンの美顔がどこまで一緒なのか???
と言われると、正直どうなんだろうって疑問ですよね。
恐らく名のあるクリニックで1回3万のフォトフェイシャルを受けると、1クール受けた後(約5か月後)にはなんらかの変化が手に入るはずです。
と比較する材料として、「脱毛」に立ち返って考えてみました。
「脱毛」として考えてみる
ケノンの脱毛効果はかなり高く、現に管理人も5年以上ほったらしでも毛は生えてこず、つるつるのままです。
脱毛サロンで脱毛した人の中には数年でまた生えてきたという口コミもあることから考えても、ケノンは少なくとも脱毛サロンと同等の効果があると思っています。
高額なサロンやエステとケノンが同じ効果というのは不思議かもしれませんが、日本は家賃や人件費がものすごく高いので、企業として利益を出そうとするとこれくらいの金額になるのは自然なことだと思います。
じゃあ、脱毛器そのものの性能は?というと、もちろんサロンの器械は1日に何人照射しても壊れないタフさと最新の技術を備えた高級マシンであることは間違いありません。
そんな高級マシンとケノンの脱毛効果が同じくらいなのは何故?と考えたとき、妥当な理由はやはり照射頻度です。
エステサロン | ケノン |
2・3か月おき/2~3年/トータル約20~24回 | 2週間おき/約1年/トータル約24回 |
エステサロンと比べると、ケノンは自宅でいつでも使えるので2週間に一回こまめに照射を行えます。
その結果、サロンよりも早くサロンと同等のはっきりした脱毛効果を得ることができます。
じゃあ結局、「美顔器」の効果は?
そこで美顔に話を戻すと、仮にクリニックやエステと同様のパワーじゃなかったとしても「照射回数で十分カバーできるのではないかな・・・?」と思うのです。
ケノンの美顔カートリッジはレベル1なら20万発・レベル10なら4万2857発分、2週間に1回しっかり照射を続けることができます。
一度購入すれば最大レベルでも4万発使えるので、効果があるのかどうなのか?何度でも試すことができますよね。
効果があってコスパが良いものを選ぼう
光美容は近年大手メーカーからも販売されているものの、現状でも使用回数や使い勝手の・コストの面でもケノンが上回っています。
ただ脱毛するだけでも日常生活が楽しくなりますが、美顔機能を使いたおすことで肌のハリも蘇ったら最高ですよね。
美顔機能だけが目当ての場合ケノンのコスパがいいとは言えませんが、脱毛とセットで考えるとケノンが圧倒的にお得です。
数か月悩んでいる間にも脱毛は可能ですので、さくっと手に入れて全身美しくなりましょう♪