「ハイドロキノンでシミが消えるっていうけど、副作用はあるのかな?」
「敏感肌だし、もしも肌に合わなかったら怖いな・・・」
肌の漂白剤と呼ばれるほど強い作用があるハイドロキノンは、シミにお悩みの方なら1度は聞いたことがある有名なクリームですよね。
私自身、シミ取りにはハイドロキノンを何度も使用しており、ファンデーションを塗っても浮いてくるシミが薄くなる・最近できた新しいシミが目立たなくなった、という効果を実感しいています。
とはいえ、ハイドロキノンは手軽に使える反面、使い方を間違えるとかえって肌に悪い影響が出てしまうこともあります。
ハイドロキノン製品も濃度がさまざまあり、何がどう効くのか?どう使えばいいのか?がややこしくなっていますので、ハイドロキノンの安全な使い方や・使用上の注意点をまとめました。
シミ取りに効果的なハイドロキノンとは?
「ハイドロキノン」は「ヒドロキノン」という名称もあり、どちらも同じものを指します。
ものものしい名前ですが成分自体は自然界にあるもので、イチゴやブルーベリー・コーヒーなどにも含まれている成分です。
また、コウジ酸・アルブチンの数10~100倍とも言われる強力なメラニンの漂白作用を持ち、
- シミ
- ニキビ跡
- ケガなどの色素沈着
- やけど跡
などのメラニンが濃くなってしまった部分にハイドロキノンを塗ることで、過剰に生成されたメラニンを輩出する働きがあります。
また、メラニンの生成も抑制してくれるので、新しいシミを予防するという嬉しい効果も。
ハイドロキノンのメリット・デメリット
効果の強い薬なので、メリット・デメリットの両方をしっかり把握しておきましょう。
ハイドロキノン治療のメリットは
- 継続して使うことで、少しずつでもシミが薄くなってくる
- レーザーでは効果が無い薄いシミにも効果あり
- ダウンタイムが無いので日常生活を送りながらでも使える
などのように、レーザー治療のような派手さはないものの、コツコツ使い続けることで少しづつシミを目立たなく、薄くしてくれます。
また、デメリットといえば
- 即効性がない。数か月単位で継続する必要がある
- どこまでシミが消えるかは使ってみないと分からない
という点が挙げられます。
使ってすぐにシミが薄くなるというものではないため、長期的に継続する必要があります(とはいえある程度の目安期間がありますので、後述します)。
ハイドロキノンが効くシミ・効かないシミ
ハイドロキノンはメラニンに直接作用する頼もしい薬ですが、どんなメラニンでも排出してくれるかというとそうではありません。
とはいえ、一般的なシミには効果がありますのでご安心を。
ハイドロキノンが効くシミ
- レーザー治療が難しい肝斑
- そばかす(雀卵斑)
- 日光黒子(老人性色素斑)・・・一般的に30代ごろから出てくるシミ
そして、黒いホクロやイボなどの濃いメラニンには効果がありません。
ハイドロキノンが効かないシミ
- 黒いほくろ
- 脂漏性角化症
- 老人性ゆうぜい
こういった症状にはレーザー治療を使うのが一般的です。
ハイドロキノンの副作用・起こり得る危険性
白斑の心配は?
カネボウ化粧品の事件により「白斑」という言葉が有名になりました。
強い美白成分を集中的に使い続けることでメラニンを生成する細胞まで壊してしまい、結果として肌が部分的に白く抜けたようになる症状です。
カネボウの白斑は、「ロドデノール」という当時の新成分により引き起こされました
そしてハイドロキノンは?というと、5%以下のハイドロキノンでは白斑の報告は未だありません。
海外では40年前から、日本では2001年から使用されている成分ということからも、市販で手に入るハイドロキノンを正しく使用する分には、白斑の心配はないと言えます。
よくあるハイドロキノンの副作用
一般的によくあるハイドロキノンの副作用としては
- 赤み
- かさつき
- 一時的にシミが赤く・濃くなる
といった点が挙げられます。また、4%濃度のクリームだと少しぴりぴりと感じることも。
妊娠中の使用は避けるべき
また、妊娠中の方であればハイドロキノンは使わない方がいいと言われています。
- ハイドロキノンを服用させた場合の動物実験で子に奇形が見られたというデータがあること
- 妊娠中は肌が不安定なので肌荒れやアレルギーを起こす可能性が高くなる
こういったことから、万全を期すという意味でも使用はおすすめできません。
2%以下の低濃度であれば大丈夫という見解もありますが、成分に対する反応は人それぞれですのでご使用は慎重に。
うっかり紫外線を浴びて新たなシミができるリスクも
ハイドロキノンを使用している期間中は、むやみに長時間紫外線を浴びることは厳禁です。
基本的には秋から冬の紫外線が少ない時期の使用が向いていますが、その時期であっても紫外線には注意して、外出時にはしっかり日焼け止めでガードする必要があります。
一度塗り始めると数か月は継続して使い続けることになりますので、しっかり対策ができるタイミングを見計らって使ってくださいね。
自分の肌に合うか・リスクを下げる使用方法さえ押さえておけば、過度に恐れる必要はありません。私はハイドロキノン×トレチノインで自宅でシミ取っています。
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ハイドロキノンを購入する方法
ハイドロキノンを手に入れるには、主に以下の方法があります。
病院で処方してもらう
一般的な皮膚科や美容クリニックにて、保険適用外なので実費ではありますが、2000円~5000円前後でハイドロキノンを処方してもらえます。
※ハイドロキノンだけでなくトレチノインや内服薬を併せた場合、金額は高くなります。
医師の指導のもとで高濃度のハイドロキノンが使えるので安心ですね。
ネット通販で購入
Amazon・楽天・美容専門サイトなどでもハイドロキノンを購入することができます。
濃度は2%~とさまざま。
海外では医師の処方が無くとも気軽に買えるクリームであることから、海外製品も出回っています。
安全な濃度のハイドロキノンを正しく使えばリスクは低くなる
ハイドロキノンはさまざまな濃度で販売されており、病院で処方されるような10%~5%といった高濃度のものから、病院にかからずネットで購入できる4%のもの・化粧品にふくまれる2%以下のものなどがあります。
高濃度のハイドロキノンは効果が高い分、肌の赤みやピリピリ、一時的に肌がデリケートになるといったデメリットが濃く出てしまいますが、いわゆる「化粧品」としての濃度(2%以下)であれば副作用もなく、リスクがほとんどない状態で試すことができます。
濃度の低いハイドロキノンはシミを消す効果が弱いという点がありますが、
- 継続使用でシミ予防効果に期待
- 実際に今あるシミが薄くなったという口コミもある
- ハイドロキノンが肌に合うのかどうかを試すことができる
というメリットがありますので、肌荒れは嫌だけど、とにかくシミ対策には早く取り組みたい、という場合には手軽に試せるトライアルキットは役に立ちます。
市販のハイドロキノン・トライアルキットなら手軽に試せる
病院にかかる時間もないけど、とにかくハイドロキノン含有の基礎化粧品がどんなものか試してみたい!という場合、トライアルキットならお安くハイドロキノンの使用感を試すことができます。
トライアルキットを使いながら、肌に合うのか合わないのか?肌にかゆみや強い赤みが出ないか?を確認してみましょう。
ハイドロキノン配合のトライアルセットは種類が多くありませんが、まずは何年もランキング上位に入っている有名メーカーのものをおすすめします。
ビーグレン ホワイトケア・トライアルセット
効果を検証された浸透テクノロジーとして、医学誌に掲載された数少ない化粧品であるビーグレンのホワイトケアライン。
- トライアルキットは毎月5000名限り
- 送料無料
- 365日返金保証
- 6422円相当のセットが1800円
セット内容:クレイウォッシュ・QuSomeローション・Cセラム・QuSomeホワイトクリーム・QuSomeモイスチャーリッチクリーム
薬学博士が開発したビーグレンのホワイトケア・トライアルセットのローションは浸透効果が高く、有効成分を肌の奥まで届けることができるため、美白しながら肌の保湿もしっかり両立。
365日返金保証がついているので、まずは肌に合うかどうか?を試してみるのにぴったりです。
アンプルール・ラグジュアリーホワイトトライアル
- おひとり様一回限り
- 送料無料
- 6500円相当のセットが1890円
こちらも有名どころのトライアルキットです。
アンプルール独自の「新安定型ハイドロキノン」で効率よくメラノサイトで成分を届け、シミを集中ケア。
安定型ハイドロキノンは従来のハイドロキノンの不安定さ・劣化しやすさ・肌への刺激を少なくなっており、より安全に使うことがきるようになっています。
マイクロカプセル化することで肌表面への刺激をやわらげ、敏感肌の方でも使用しやすい処方に。
セット内容は集中美容液・美白美容液・化粧水・美容ゲル・メイク落とし・洗顔料と充実しています。
>>>ラグジュアリーホワイト トライアルキットの詳細はこちら
ハイドロキノン5%!高濃度配合のセルピュア
こちらのセルピュアはトライアルセットではなく現品となりますが、市販のハイドロキノンの中では高濃度の5%ハイドロキノンクリームです。
1本4860円とトライアルキットと比べると初期のお値段はするものの、12グラム入っていますので1~3か月しっかりハイドロキノンの効果を試すことが出来ます(使用範囲によって異なります)。
美容皮膚科医が開発し、ファッション誌でも取り上げられている人気のクリームです。
また、ハイドロキノンだけでなく
- サリチル酸
- ビタミンC誘導体
- アルブチン
- ビタミンA誘導体
といった肌の内部でハイドロキノンの効果をアップさせる成分・肌表面を整える成分がこれ1本に配合されているので、いつもの基礎化粧品にこれを加えるだけで手軽にハイドロキノンを試すことができます。
濃度が高いというのが嬉しくもあり心配な点でもありますので、ご使用前はパッチテストを必ず行ってくださいね。
>>>ハイドロキノン5%の集中ケア・セルピュアの詳細はこちら
ハイドロキノンの正しい使い方
では、ハイドロキノンの使い方を順番に見てゆきましょう。
使用前にはパッチテストを
ハイドロキノンにはまれにアレルギー症状が見られます。
また、濃度が肌に合わずに赤みが出る場合もありますので、まずは目立たない・日の当たらない部分でパッチテストを行いましょう。
洗顔後のきれいな肌に使用する
朝・晩2回の使用をおすすめしている場合もあれば、夜のみの使用としているものもあります。
いずれにしても、ハイドロキノンは洗顔後の肌に使用しましょう。
美白効果を高めるビタミンC誘導体化粧水を先に塗っておくとより効果的です。
綿棒などでシミの上にポイントで塗る
低濃度のハイドロキノンであれば顔全体に塗る場合もありますが、4%以上の濃度ではシミのうえにピンポイントで使うのがおすすめです、
綿棒の先にクリームを取り、シミの上にちょんちょんと塗布しましょう。
朝にも塗る場合は日焼け止めクリームはこまめに塗りなおそう
ハイドロキノンクリームを塗ったまま日にあたると、その部分が色素沈着を起こす可能性があります。
朝にもハイドロキノンを使用する場合は特に念入りに日焼け止めを使用しましょう。
もちろん夜のみ使用の場合も日中の日焼け対策はお忘れなく!
ハイドロキノンは冷蔵庫で保存
ハイドロキノンは成分が変化しやすく、温度や時間の経過ですぐに劣化し、黄色く変色することもあります。
このため、冷蔵庫での低温保存がベストです。
ハイドロキノンを安全・効果的に使うためのポイント
肌が慣れる前に、いったん休止期間を作る
高濃度(4%~)のハイドロキノンを使用する場合、5・6か月以上継続使用すると肌が慣れて、効果が無くなってきます。
ハイドロキノンのメーカーによっては1ヶ月使ったら1ヶ月肌を休ませる、などの独自の使用法を提唱している場合もありますので、使い方をしっかり確認したうえで長期使用は避けて使用しましょう。
5か月以内にシミが消えればそれでOKですが、日々使用しているとうっかり半年を過ぎ、肌が慣れてそれ以上の効果が得られなくなってしまってはとても勿体ないです。
何月何日から使い始めたのかを、きちんとメモしておきましょう。
春・夏なら夜のみの使用もおすすめ
ハイドロキノン使用中は紫外線に要注意、ということから、秋~冬にかけての使用が一番安全と言われています。
とはいえ秋まで待てない。すぐにでも使用開始したい。
という場合はリスクを下げるためにも朝の塗布は避け、夜のみの使用をすすめします。
夜のみの使用でも油断は禁物。日中はしっかり紫外線対策を行いましょう
ハイドロキノン治療はなるべく早く・長期的に
ハイドロキノンはレーザー治療のように、“すぐ”の効果はありません。
毎日の塗布を2~3か月、または半年と、継続して行う必要があります。
シミを消したくて新しいクリームを購入すると、毎日鏡を見ては「薄くなった?消えた?」と確認したくなりますよね。
ですが、ハイドロキノンはある程度時間のかかる薬です。
最近できた新しいシミの方がシミ取り効果が出やすいので、ハイドロキノンをなるべく早く使い始めることと、数か月以上の長期的な計画で使い続けることが肝心です。
まとめ
シミはある日突然できて、ほっといても減ることは無いやっかいなものです。
1つぽんとあるだけで見た目年齢にも関わりますので、少しでも薄く・目立たなくしたいですよね。
シミが薄すぎてレーザー治療を断られた・治療後のダウンタイムが気になるので自宅でこっそりシミを消したい。という方にはハイドロキノンはかなりうってつけのクリームです。
くれぐれも日中の紫外線には気を付けて使ってくださいね。
ハイドロキノンと相性ばっちりのAPPS手作り化粧水 >>>>アプレシエ・APPS配合の化粧水は日々のアンチエイジングにぴったり。コスパもいいよ。
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アプレシエ・APPS配合の化粧水は日々のアンチエイジングにぴったり。コスパもいいよ。
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