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ヘミシンクとは?危険なの?セミナースタッフだった私の意見・考え。

投稿日:2017年8月28日 更新日:

先日ヘミシンク体験についての記事を書きましたが、

関連 【体外離脱?】私のヘミシンク体験談。ベルト無しジェットコースター。

そもそもこうやって記事を書こうと思ったのも、最近知り合った方が偶然にもヘミシンクが好きだという話から、私が前にそういった現場にいた事などを話す機会があり、久々に自分の中で振り返った事がきっかけでした。

でもそのヘミシンクが好きだとおっしゃる方でも意外とヘミシンクのことをよく分かってなくて聞かれているようで、「メタミュージック?ゲートウェイ???なにそれ」な反応がかえってきたことに少なからずびっくりしたので、同じようによく知らないけど使ってるよーという方が多いのかなと。

それならば簡単にご説明しようかな。と思った次第です。えぇ、とても簡単にですが・・・

ちなみに私は昔ではありますがヘミシンクセミナーに携わるスタッフの一人であったので、
セミナーを主催するトレーナーの方々や来られるお客様とそれなりに接していたことがあります。

なので、私個人のみの感想や意見というよりかは、もうちょっと突っ込んで見ていた立場の者として書けたらいいなと思っています。

ヘミシンクとは

ヘミシンクとは、ですがwikiさんに簡潔にまとめられています。

Hemi-Sync(ヘミシンク)とは、右耳と左耳に左右それぞれ波長がわずかに異なる音を聞くことで、右脳と左脳の脳波を同調させるバイノーラルビートという原理に基づいている。そのバイノーラルビートにピンクノイズ音をかぶせ、複数のバイノーラルビートを同時に聴かせる、その音源がいわゆるヘミシンク音源である。また、各種プログラム、ヘミシンクCDと表現するときはヘミシンク音源に言葉によるイメージ誘導が付加されている。ヘミシンクCDにはヘミシンク音源だけのCDと、あらかじめ目的を定めた誘導瞑想のCDの2種類がある。

wikipediaより

ヘミシンク中

ヘミシンク中はこんな感じ(画:わたし)

基本的にはヘッドフォンを装着するスタイルで、左右の耳からそれぞれ異なる周波数を流すことで、その差異から頭の中に意図的にα派などの状態を作り出す、という技術です。

アメリカのロバート・モンロー氏がこの技術に気づき、実体験を通して改良・開発されたCDが「ヘミシンクCD」として販売されています。日本でヘミシンクといえば、坂本政道さんが第一人者ですよね。

2003年と結構昔の著書です。当時母親が買ったものを私も読ませてもらい、かなり楽しくわくわくと読ませてもらいました。

ちなみにヘミシンク音とは周波数・ノイズのようなものですので、それそのものはいわゆる音や曲ではありません。聞き手に優しいように上から曲をかぶせているのです。

ヘミシンクCDの種類

ひとくちにヘミシンクと言っても色々なバージョンがありまして、割と気楽にヘッドフォンなしで聞けるミュージック系から、がっつり死後の世界へ!なヘミシンクゲートウェイシリーズまで。

初めての方はメタ・ミュージックという音楽が入っているCDは日常に取り入れやすいです。

この↓ザ・リターンは昔からあるメタ・ミュージックの1つで、私のお気に入り。
一番聞いているミュージック系CDです。

死後の世界に興味がある!という方ならこれ↓。

この「体外への旅」、のように目的を絞ったアルバムタイプが価格的にもとっつきやすいのではないでしょうか。

ちなみに私が最初に聞いたヘミシンクCDはゲートウェイ・エクスペリエンス第1‾6巻セットです。購入は10年以上前なので日本語版が無くて英語のみ。しかも結構高かったんですよ!6巻セットでえーと確か、6万くらいしたんじゃないでしょうか。

リンクは日本語版。今やお安くなりました・・・

ヘミシンクに危険はない?

「ヘミシンク」とネットで検索すると危険ですよ!と警鐘するサイトもちらほらお見掛けします。

私自身、危険じゃないよ!とはっきり言えるほどの深い知識も経験ありませんが、ヘミシンクそのものが危険ということは基本的に無いと思っています。

私は現在はヘミシンク聞いていませんが、止めたのは体験したことに対してビビってしまったからであって、ヘミシンクという技術そのものを不審に感じたからではありません。
ビビった体験は?の詳細はこちらの記事をご覧ください
ジェットコースターは怖いから乗らないけど、ジェットコースターそのものの存在が危ないとは思っていない。ということです。

どう危険なのだろうか。

私がヘミシンクは大丈夫だと思っている理由の一つは、実際に変なことになってる人を見たことが無い。からです。

セミナー中に誰かが取り乱したりという事ももちろん無し。
単純な人柄を取っても、トレーナーさん・常連のお客さんはいずれもまっとうな方が多いです(社会的にも)。

ヒーリング業界にありがちな、脳内が宇宙に行ってしまってるタイプの人はヘミシンク愛好者の方には少ない気がするし、むしろ現実味溢れる方が多い(自分に素直というのか?特にトレーナーさん)印象。

そんなにヘミシンクの悪評を詳しくチェックしたわけではありませんが、あたかもヘミシンク音が脳に支障をきたすかのようなことを書いてる記事を見かけたことがあります。が・・・にわかに信じがたいです。

ヘミシンクを聞いたことによって「全く何の体験も無かった!詐欺だ!」ならまだあり得るかもしれませんが(体験するか否か、どんな体験かはほんとに人それぞれなので・・・)。

自分に働きかける事ができるのは自分だけ

上に書いたように、基本的にヘミシンクによってその後日常生活にどうこうなることは無いと思います。

ただ、ヘミシンク体験に限らず普通の生活においてもですが、「人間のイメージ力、思う力」というものは物凄いパワーがあるものです。

私はビビりなのでよくあるのですが、一人で夜遅くまで起きてると「廊下で今音がした?」⇒「誰かいる?」⇒「気配がする(気がする)」⇒「めちゃめちゃ怖くて寝られない」というふとしたことで怖いスイッチが入ると、妄想力がすさまじく自分と侵入者が戦って恐ろしいことになる想像まで達することも。

一般的に強迫観念や被害妄想なども、外部になんらかのきっかけがあったとしてもほとんどは自分の中で物事を大きく大げさに、ややこしくしています。

逆にNLP(神経言語プログラミング)なんかでは人の思う力を+に利用して、「自分もあの人のように自信満々でいたい」「人前でも堂々とした自分でいたい」「過去のトラウマと決別したい」など。現実を変えるのではなく自分の心を変えることで、望む自分を手に入れる事ができる技術もあります。

要するに自分に良いようにも悪い様にも働きかけられるのは、自分自身だということです。

受け取るものは選べる

もしもヘミシンクがきっかけで色々不具合があったと感じるならば、先ず、自分で自分を絶対に守ってあげるということを意識してみてください。

ヘミシンクに限らず普通の日常生活の中でもこういう意識がものすごく大事で、何かがあった時、起こりそうな時、出来事になされるがまま・全ては相手次第・誰か助けてくださいという意識のままでは、一番困るのは自分自身です。

他人に身を差し出しすぎないで。

私を安全で温かい場所に置いてあげる。危険から守ってあげる。私が私を大事にする。
そういう気持ちがしっかり根底にある人と無い人では、物質的にも非物質的にもやってくる出来事や者(物も)が違ってくると思います。

ガイダンス入りのヘミシンクCDを聞くと、冒頭でお決まりの準備運動のようなものがあり、その中のひとつにアファメーションという“宣誓”のようなものがあるのですが、

私は肉体だけの存在ではなく、今から自分より高次なものの導きによって未知なる世界を旅するんだ。そして自分にとってマイナスな、必要の無いものはきっぱりお断りなのだ。※意訳

こういうことをガイドに対して伝えつつ、自分自身にも宣誓します。要はマインドコントロールです。

マインドコントロールなどと書くとなんだか味気ないですが、上に書いたように、自分を安全に保つ意思を無意識的にも高めることに繋がり、それが安全・安心なヘミシンク体験へ繋がります。

誰かに何かをされた、ということに意識を向けすぎる前に、自身の扉をだれかれ構わず入場Okにしていないかどうか、一度自分に尋ねてみて欲しいのです。

 

まぁ、こんな事を長々と書いといて、私自身は怖くて止めちゃったというオチなので申し訳ないのですが・・・意外とこの記事は自分のために書いてるのかもしれませんね。

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