白髪って、年齢を重ねると多かれ少なかれ誰でも出てくるし、自然なものですよね。
昔美容室で働いていたので、当時は毎日何人ものお客さんにグレイカラー(白髪染め)を塗っていました。
ただただ、生えてきたら塗って隠すだけ。白髪に対してまったく何のネガティブなイメージもありませんでした。
しかし、時を経てそれが自分の頭に生えているのを発見したときの衝撃は・・・言い表せないものでした。今思えば白髪が全くの他人事だったんでしょうね。
私を含め、白髪に悩む方には悲しい話ですが、白髪の原因や治す方法に確たる証拠(エビデンス)はありません。世間に出回っているのは民間療法です。
でも今は信じてみよう。少しでも改善の兆しがあるのなら・・・!
これ以上白髪を増やさないためにも、日々続けていることをシェアします。
頭頂部に1本の白髪を発見
ヘナでトリートメントしてみました。くせ毛への効果と使い方。この記事で、「まだ白髪はない」みたいなことを書いていますが、この頃は幸せでした。
少なくとも白髪の悩みは無かった訳ですからね。
その後のある日、洗面台で歯をみがいて顔を洗って、身支度していた時です。
頭のてっぺんの分け目付近になんかきらりと光るものが。
「え・・・?」
嫌な予感がして光るものをつまんでみると
白髪でした。しかも長い・・・
ここまで伸びるまで気づかんかったんかいって呆れてしまいますが、とにかく初めての白髪に驚いて、体が軽く震えました。
かなり衝撃的でした。ほんとに。
それまで友達が白髪で悩んでいても、「まぁ誰でもいつかは生えるよね」なんて余裕こいてましたが、ごめんなさい。これは悩むわ。
慌てて白髪を抜いた
白髪は抜くと増えるなんていいますが、そんなもの構ってられません。
そっこーで引っこ抜きました。
抜いた白髪をまじまじ見ると、白い・・・ほんとにこれが私の髪・・・?(´;ω;`)
その時は家族も誰もおらず1人だったので、1人でがーんと落ちこみました。
初白髪の年齢は何歳から?
ちなみに私は36歳で初白髪です。
世間的に初白髪の年齢は何歳か?というとこれにはもう個人差がありすぎますよね。
早い人だと10代から生えてますし、20代でも悩んでる人は珍しくありません。
出産で体のバランスが崩れて白髪が生えてきたってということもあるみたいですし、こればかりは単純に年齢だけで比較できません。
白髪の原因は?
原因を知ったから改善できるわけではないというのが悩ましいところですし、冒頭で書いたように白髪の原因は定かではありません。
ただ言えることは
毛根のメラニンが作られなくなったことによって、髪の色が抜けた。ということです。
ですが、複合的な原因があるという前提で、よく言われる白髪の原因を挙げておきますね。
遺伝
遺伝だから仕方ないって言われたら、ほっとするような絶望するような。
薄毛もそうですが、ある程度以上遺伝子は関係してきますよね。
ただ、1つの家族をとってみても白髪が多い人もいれば歳を取っても黒髪が多い人もいて、自分がどの系統を強く遺伝子として持っているかはわからないのが現実。
ストレス
目に見えないながらもメンタル・肌・体調など、生きていくうえで大きく関わってくるのがストレス。
ストレスフリーにさえなれればこの世は最高なんじゃないかと思うくらい、現代にはストレスマネジメントが必須です。
ストレスが直接白髪に影響がなかったとしても、間接的な影響は十分考えられますよね。
紫外線
紫外線はA派とB派があって、このうちのA派が肌の奥にまで入り込んでシミやシワ、ガンなどに影響していることが分かっています。
参考 こわいのはどっち!?紫外線A波(UVA)と紫外線B波(UVB)|ロート製薬
そして、頭皮は髪に覆われ守られているものの、A派が頭皮に入って毛根やメラニンの製造に関わる細胞に傷をつけていることで白髪に・・・という話もありますが、こちらにはエビデンスはありません。
ちょっと都市伝説入ってる部分があるんじゃないでしょうか。
紫外線は当たらな過ぎてもだめだし当たりすぎても良くないし、付き合い方が難しいですね。
白髪を染めずに黒髪にしたいなら、ささやかなことを続けるのみ。
白髪が生えてきたからといって凹んでばかりはいられません。
10年後のためにも、少しでも白髪の出現を抑えるようにできることをやるしかないというのが現実です。
そのために取り入れていることをご紹介します。
黒ゴマを食べる
最初に断っておきますが、黒ゴマを食べると白髪が減るという証拠はありません。
でも、昔にネットで見た「毎日大さじ1杯の黒ゴマペースト習慣で、歳をとっても黒髪がふさふさ」みたいな口コミが忘れられず、毎日食べてます。
ハチミツで甘みを付けているペーストならそのままで十分美味しいですし、パンに塗ったり豆乳に混ぜたりなんでもOK。
ごまは「食べる丸薬」と言われるくらいすぐれた栄養食品。そのごまの栄養についてちょっと見てみましょう。
まず、最近注目されているのが、ごまにしか存在しない成分「ゴマリグナン」。抗酸化作用をもち、がんや生活習慣病の予防に効果的なほか、肝機能を高め、アルコールから肝臓を守る働きがあるとされています。農林水産省 ごまのパワーより抜粋
胡麻は油分も多いので、良質の油としてもいただけます。
混ぜ物が極力入っていない、胡麻×はちみつのみのペーストがおすすめ。
頭皮マッサージ(血流)
良い髪を育てるのに良い血流は欠かせません。
毛根にしっかり栄養が届けられるかは重要ポイントなので、頭皮のコリをほぐして血流を良くしてあげましょう。
お風呂の時にマッサージすると一番スムーズですが、目のコリやおでこのコリが気になった時にぐーっと指圧しても気持ちがいいです。
頭周りってすぐに凝り固まりますよね。
最近悩みのタネの眉間のシワもそうなのですが、頭頂部の筋肉のほぐれ具合と美容って大いに関係がある気がしています。
ストレスを溜めない
具体的にどうすればいいのかが難しいストレスマネジメントですが、一般的なことを言えば、「問題を問題視しなければ問題ではなくなる」みたいな考え方がありますよね。
この言葉を気軽に使われると心底悩んでストレス抱えている時はほんとに頭にくるものですが、私は自分自身の悩みに関して、確かに「気の持ちよう」みたいな部分は大きいな。と感じることがここ数年、何度もありました。
ストレスを溜めて誰が困るのかって、自分自身なんですよね。ちょっと白髪と話がそれましたが、ストレスケアは大事だよ、ということです。
白髪が黒髪に戻ることはあるのか
白髪が一度生えたらもう戻らないのか?
というと、これまたそんな研究結果はありません。
実は、頭頂部の抜いた白髪がまた伸びてきたので再度抜いたところ、毛根部分がなぜか黒くなっていました。毛先は白いのに、です。
私はパートナーの眉白髪もたまに抜いてあげるのですが、毛根が黒く毛先が白い眉毛を時々見かけます。
つまり、一度生えたからといって二度と黒髪に戻らないということはないのです。やったー(∩´∀`)∩
ただたまたま残りのメラニンが髪に出ただけで持続性はないという説もありますが、とにかく白髪というのはまだはっきり分かっていない部分が多いのが現状です。
白髪が増えてくるのなら、ヘナしようと思う。
今のところ頭頂部の1本で収まっていますが、もし今後増えてきて抜く対応が厳しくなってきたら・・・その時は染めようと思います。
基本的にヘナシャンプーを使ってヘナトリートメントをしているので、黒染めもヘナを使う可能性大。
うーん。白髪ってほんとに悩ましいですね。