豆腐メンタル

ダルちゃんのとりとめない感想。自分を汚く感じる嫌悪感。

投稿日:2018年3月11日 更新日:

資生堂・花椿のサイトで連載されている、マンガ「ダルちゃん」って知っていますか?

私は何のきっかけで知ったか覚えていないのですが、たまたま読んだ日から続きがずっと気になって毎週読んでます。(毎週木曜更新)

ストーリーは3月8日時点ですでに22話まで進んでいます。
読むたびに心が苦しくなって、なんか少し泣きたくもなる。

読み終わった後はしんどくなるのに、ダルちゃんのつづきが気になる。

淡々としているのに心に残るダルちゃんのとりとめない感想を述べます。

ダルちゃんを読んだこと無い方は、多少ネタバレもあるかもしれないので先に花椿のサイトで読まれることをおすすめします。

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花椿の連載マンガ・ダルちゃんとは

ダルちゃんとは、はるな檸檬さんが花椿にて連載されている「ガールズショートストーリー」。

ショートストーリの名の通り、毎週ちょっとずつ、話が展開されていきます。
絵はあっさりしていて読みやすい。主人公のダルちゃんも、可愛いのです。

そして肝心な設定。
ダルちゃんとは、一見24歳の派遣社員・・・なのですが、実は、真の姿は「ダルダル星人のダル山ダル美」。

誰も見ていない所では素の自分を出して「ダル~~ん」。
でも日常的にはちゃんと人間に「擬態」して、一般的なOLとしての生活を送っています。

 

そんなダルちゃんは子供の頃「素のダルダル星人のままの自分では人間の社会にそぐわない」と学び、周りの人を見て、マネて、話を合わせ、徹底的に自分を無くして周りと同じように振る舞う術を身に着けました。

 

「モノマネしすぎて時々、自分が本当は何を考えてるか わからなくなる時があるなぁ」

 

そんなダルちゃんのお話です。

ダルちゃんは、よくいる普通の女の子

ダルちゃんは自分の感情よりも相手の感情を測り、相手を優先するクセが身についているため、自分が何を言われても相手が笑っていればそれが良い事だと感じます。

その場に合う振る舞いを。自分に求められた役割を。

それを第一に考え、行動します。

 

基本的にどの回も読んでて重い気持ちになります。

でも、「こんなことはよくあるんじゃないか」とも思う。

誰だって嫌われないように自分より他人を優先する部分はあるだろうし、私自身、会社に勤めていたころはその場の環境に合わせていたなぁと振り返って思います。

美容業界にいた頃は特に、男性スタッフの発言は全体的にかなりセクハラだったなと今ならすごく解ります。

異性関係の話は当たり前だし、胸がどうとか、やらせてくれるのかとか、ボディタッチも普通にありました。他の私が経験した業界に比べてものすごくものすごく、体の距離が近かったです。

でもその当時の私は新人の頃はその場に慣れることで必至だったし、上下関係の厳しい業界なので、先輩にもの申せるワケもない。

距離が近くて、みんな仲良し。そうとさえ思っていました。
当時の私が心の奥でほんとはどう感じていたかは自分でもわかりません。

だからダルちゃんが相手の表情を見て判断し、自分の行動の正しさを肯定するのはよくわかります。

自分の感情を察知してそれを表に出していたら、その場にはいられなくなるかもしれない。
会社を辞めるというのは良くないことだから、自分の居場所を確保するために自分を殺す。そもそも自分が嫌かどうかを察しない。

ダルちゃんの舞台は会社ですが、会社だけじゃなくて、家庭でも、学校でも、バイト先でも、どこでも起こりえる。

だから、その行動が正しいかどうかは別として、「よくあること」なんだろうなと思うのです。

私も同じようにしていたのかもしれない。

でももしそうなら、悲しい。

ダルちゃんは発達障害なのか

ダルちゃんのストーリーの中で、全く望まない相手に危うく自分を捧げてしまうかも・・・!という展開があります。

ダルちゃん、やめて、逃げて。絶対にこんな男に渡してはいけない。
そんな展開いやだ!

でも、相手の男は強気。
ダルちゃんの抵抗も弱い。やられてしまうかもしれない。

と非常にハラハラしました。

 

結果、何事も(?)無く解放され心底ほっとした訳ですが、そのあとで他の方の感想を読んで気づいたのは、

 

ダルちゃん=裏設定は、発達障害者・・・?

という意見。ダルちゃんが発達障害なら私もそうかもしれないなぁ。
「ダルちゃんとは、ダルダル星人」とだけ理解していたのだけど、思慮が浅すぎたのかしら。

でもやっぱり、こういう女子は多いのではないかな~と思うのですよ・・・。

発達障害といっても幅広いし、ダルちゃんになにかしらの単語を当てはめるのは難しい。

自分を汚い雑巾のように感じるのは自分だけじゃなかった

ダルちゃんを読んで、自分を重ね・共感する女性が多くいる模様。もちろん私もその中の1人です。

なんだか重苦しいのに読んでしまう、ダルちゃん。

そんなお話の中でも、「あっ一緒だ」と思ったのは

ダルちゃんが、「自分が世界で一番みじめな、汚い雑巾にでもなったような気がしました」

というくだり。
第6話ですね。

ダルちゃんは24歳設定なので自分に照らし合わせるとかなり昔ではありますが、私もそれくらいの時に、かなり自覚的にそう感じていました。(今は、落ち込んだ時だけそうそう思う位です。それに、違うとも分かっています。)

 

当時そう思っていた理由は分かっているのですが、自分を汚いと思う自分に気づいたと同時に、そんな自分に驚いたのを覚えています。

私は汚い雑巾・・・なんて悲しすぎる。
このダルちゃんの思いに共感する女性はどれくらい居るんだろう。

自分を汚く感じるなんていう女性は極少数であって欲しいなぁ。

サトウさんの過去の話も重くて辛くて、私には堕胎の経験はないけれど、そこに至るまで・その後もどれだけ辛かっただろうと想像するだけで辛い。

ダルちゃんを読んでると、皆みんな何か辛くて、心苦しいものを抱えて、でも表面では笑って生きているような気がしてしまう。

自分の本当の気持ち

「自分の本当の気持ちを知るって、実は一番難しいことなんじゃないかって思うのよ」

私的、サトウさんの名言です。名言というか、本質というのか。

 

自分に素直に、心に従おう!
自分の純度を上げていこう!

こういうきらきらと前向きな言葉がキャッチーで、そうだそうだ!とつい明るい世界に興味を惹かれてしまいますが、

自分の本当の気持ちを知るなんて、本当に本当に難しい。

 

というのも、心の業界に興味を持ってから以降何年も、「自分を知りたい」とずっと思ってきましたが、結局のところ自分で自分が明確にわかることはないままです。

もちろんその都度その都度、「今は休みたい」「チョコが食べたいな」のような簡単なものは分かりますよ。それをちゃんと表に出して実現することも昔よりは出来るようになりました。

「私は塗り絵が好き」「オパールが好き」

そんな事も分かっています。

 

でも、それさえあれば良いわけじゃない。
24時間それがした訳じゃない。

「やりたくない」と強く思ったことでも、いざやってみたらすごくワクワクした。
全然やりたくなくて無理やりやらされたことでも、やってみたら世界が違って見えた。そんなこと、ありませんか?

「これが私」「私の好きはこれです」と決めてしまうことの危うさも、うっすら分かるようになりました。

 

学生の時、美術の時間に「自分の性格を絵で表してみましょう」というお題がありました。

私が描いたのは、たくさんの色と、たくさんの玉。何色も色を使って、〇を紙いっぱいに書きました。

 

「自分を知りたい」という欲求が無かった時の私が理解していた私は、「何色でもある私」という事なのかなぁ。私はこうだと決めることができないって思っていたのかなぁ、私。

自分ってなんなんだろう。
すきっと明確に分かる人、いるのかな。

ダルちゃんを読んだあとはいつも、静かで寂しい気持ちになって、もやもや考え事をしてしまいます。

暇なのかな。

とりとめなさすぎて、すいません。

つらいけど、なぜか分からない。生きづらい

楽しいこともあるけど、時々とても空しくなる。

幸せなはずなのに、幸せと思えない。

その状況がいつまでも改善しないなら、いつもの自分と違う思考回路でつっこんで探ってみる必要があります。

NOスピリチュアル・NOキラキラ系。
優しく本質に導いてくれるこの本は、最近読んだ心理系の中でも断トツです。

見えない「生きづらさ」を抱えている人に向けて、心の重荷を降ろす方法がたくさん書かれていますよ。

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