暑い毎日が続いていますね。
こう暑いとほかほかご飯にお味噌汁・・・なんて、食べてられんわー!って思いませんか?
そんな時は、ピリッとスパイシーなタイカレーはいかがでしょう。
スパイスの刺激とたっぷり野菜でヘルシーに。一緒に食べるライスを黒米&玄米にすれば、白米よりも栄養価が高く食物繊維も豊富なので最高です!
玄米&黒米は消化吸収がゆるやかなので腹持ちもよくダイエットにもぴったり。
ダイエットによし。美容によし。味もよしなおすすめカレーです。
日本のカレールーは油脂が多い
タイカレーの前に、少しだけ日本のカレーの話をさせてください。
とろみと甘みのある日本カレー、美味しいですよね。ついつい食べ過ぎてしまうくらい大好きです。
ですが、カレールーの原材料の中で一番多い成分は「食用油脂」。
ハウス食品さんのHPよりお借りしました。
牛脂豚油混合油、パーム油ってトップにしっかりと書いてありますね。
食べ残ったカレーを冷蔵庫で冷やすと脂分が固まることも、この点を裏付けています。
タイカレーは美味しい&ヘルシー&体にスパイス!
そこで、タイカレーは?と言いますと、原材料に油脂は含まれていません。
タイのカレーの代表的な存在、グリーンカレーの原材料を見て見ましょう。
メーカーによって多少違いはあると思いますが、手元にあるカレーペーストに記載されている原材料は上から
- グリーンチリ:35%
- ガーリック:23%
- レモングラス:20%
- 塩:9%
- ジンジャー:5%
- その他、小玉ねぎやハーブ類:8%
このように、青唐辛子・にんにく。レモングラスだけで8割以上を占めているというヘルシーっぷりです。
そんなタイカレーのメリットはというと・・・?
胃もたれしやすい人にぴったり
日本のカレーで胃もたれする。胃がむかむかする・・・という方でも、タイカレーなら全く胃もたれしません!
というのも、私自身はなにを食べてもほぼ胃もたれはしないタイプですが、私の家族にいる胃もたれさんから、「タイのカレーなら胃が重くない。どーんとしない。これからはタイカレーの方がいい」とタイカレーを指名するほどの高評価。
ピリ辛で食欲増進
先ほどの原材料からも分かるとおり、材料トップは青唐辛子(グリーンチリ)です。
なので、日本の「辛いカレー」基準よりは確かに辛いです。
そして、このピリッとした辛さがたまりません。暑くて、もう親子丼とか食べたくない~という時でも、タイカレーなら美味しくいただけます。
食欲が鈍りがちな夏にこそおすすめ!
ちなみに、タイカレーの辛さを少しでも和らげるには
- 水分は、水を使わずココナッツミルクだけを使う
- 最後の味調整に砂糖を入れる(入れすぎ注意)
をお試しください。
どんな具材でも合う
タイカレーはタイのカレーだからといって、具材を難しく考える必要はありません。
個人的に魚はイマイチでしたが、野菜カレーから肉系カレーまで、普段カレーに使うような具合で十分美味しいです。
- 鶏肉
- 玉ねぎ
- ニンジン
- ジャガイモ
のような「いかにもカレー」な具材から、
- なすび
- ブロッコリ―
- えりんぎ
- えのき
- にがうり
- ほうれん草
などなど、冷蔵庫に余ってる野菜も放り込みます。とっても美味しいです!
肉類はどちらかというと、牛より鶏や豚の方が合う気がします。
冷蔵庫に入れておいても油脂で固まらない
先ほどの油脂の話と通じるのですが、タイカレーは冷蔵庫に保存しておいてもこてっと固まりません。
カレーペーストに油脂が含まれていないからです。
なので、溶けた野菜や煮込んだココナッツミルクの影響で少しトロミは出るものの、冷えた状態でも舌触りが油脂でざらざらしたり、どろっとしないので食べやすいです。
塩分は意外と少ない
タイカレーは辛さやスパイスの刺激もあり、「塩分が濃い」と感じることもあります。
上で例に挙げたカレーペーストの塩分配合比率は9%。これを多いと感じるかどうか、の前に・・・
日本のカレールーの塩分配合率をご存知でしょうか。
カレールウの塩分量は、製品により異なりますが、約10%です。
全日本カレー工業協同組合より抜粋
1%ではありますが、日本のカレーの方が塩分比率が高いのです。
油分でまったりしていて食べた感じでは分かりにくいのかもしれませんね。
ともあれ、タイカレーの塩分を取り立てて気にする必要はないという事が分かりました。
タイカレーのデメリットは、辛い
美味しくて風味豊かなタイカレーの欠点は、「辛い」ということです。
お子様には結構ツライと思います。
どちらかといえば辛くないマッサマンカレーであってもスパイスの刺激はすこしあるので、「ちょっとのピリッとも苦手!」な方は厳しいかも。
でも、私も以前は辛い食べ物が全く食べられませんでしたが、今はタイカレーに関しては食べられるようになりました。
玄米&黒米にすれば一掃ヘルシー❤
タイカレーを食べるなら、合わせるお米もこだわりたいことろです。
栄養価が高い玄米はいかがでしょう。
見た目にもインパクトなこのお米。玄米3割:黒米7割くらいで炊いてます。
黒米のアントシアニンが玄米にも移って、全体が真っ黒になっているように見えます。これがオイシーのです。
玄米の栄養価って?
玄米は栄養価の高いヘルシーな「茶色い穀物」として知られていますよね。
精製された白米には無い胚乳・胚芽・ぬかを含むため、食物繊維や栄養成分が豊富。また食後の血糖値の上昇がゆるやかなことから、
- 太りにくい
- 食後の急な睡魔が抑えられる
というメリットがあります。
黒米って?玄米よりいいの??
黒米ってあまりなじみの無い方もいるかとは思いますが、その名のとおり、黒いかわいいお米粒です。
「古代米」「紫米」とも言われ、ビタミン・ミネラルを豊富に含み、高い抗酸化力を持っています。
この黒米を洗って水に浸しておくと、水が紫色に染まほど色が出ます。そしてこの紫色が、黒米に含まれるアントシアニン。
目にも体にもよく、食感もぷちぷちしていて美味しいですよ。
黒米・玄米の炊き方は?
玄米&黒米だけで炊く時は、発芽をさせるためにも6時間以上浸水させてから普通に炊きます(玄米モードがあるなら玄米モードで)。
それぞれのお米の配合比率はかなり適当。玄米が多めでも黒米が多めでも、お好みで大丈夫です。
また、「黒米を初めて使うよー」という方は、お試しもかねて白米の1割前後の黒米に変えて、普通に炊いてみてください。
黒米のアントシアニンが溶けだして、白米まで黒く染まったご飯が炊きあがります!
とっても美味しいので、ぜひお試しあれ。
スパイスと豊富な栄養素の美味しすぎるカレー
美味しくて体に良いとあれば、取り入れない理由はありません。
風味豊かで栄養価の高いヘルシーカレーで夏を乗り切りましょう!