鈴木です。というタイトルのブログを運営されている鈴木利典さんの著書、
無理なく続けられる! 副業でも充分稼げる アフィリエイトのためのブログの書き方講座を読みました。
私は少し前から鈴木さんのブログを定期的に拝見しておりまして、
淡々と意見を述べられるその文章の書き方に「あぁ、なんだか頭良さそうな人だ・・・」と非常に頭の悪い感想を浮かべながら読ませていただいておりました。
人柄が強く出すぎないけど、きっちりと意思・意見を伝える文章が好きなのです。
そこにきての著書出版というタイミング。これは是非拝読したいと喜んで買ってみました。
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この本をおすすめしたい人
初心者さんにも分かりやすいようにかなり丁寧に書かれてありますので、
「もうすぐ会社を定年退職するから、いっちょアフィリエイトやってみたいけど・・・難しそうだなぁ」という方におすすめです(これは私の叔父です)。
それくらいイチから丁寧に順を追って説明がされてあるので、ひとまずこの本一冊買って何度か読み返してみましょう。そのあと1つづつ手を付けていけば「何をどうしたいいかわからない!」と迷子になってしまうことも無いかと思われます。
表紙に「手取り足取り教えます。」と書かれている通り、第一章は「アフィリエイトって何?」という事からスタートしています。
- アフィリエイトとは何か
- ASPとは何か
- 報酬が発生する仕組み
など、現状まだアフィリエイトをかじってない人でもわかるような内容から説明されています。
また続く第二章では「ブログって何?」というテーマで、ブログとは・ブログサービスについて、といった内容にもページを割いて丁寧に解説してあります。
さらりとした雰囲気でありつつしっかり内容が進んでいくので、初めての1冊としてはかなり最適なのではないでしょうか。
すでに基本は知っている、運営者の方にも
そして、私のようにすでに運営は始めているものの、収益がついてこない・・・収益を上げたい・・・!そんな飢えた人にも役に立つ情報がかなり書かれてあります。
アフィリエイトで重要な3つのチカラ
ここで3つとも書いてしまうとネタバレになるので割愛しますが、アフィリエイトをやっている人ならどこかで見聞きしたことある言葉じゃないかな、と思います。
でもそれをいつも念頭に置けているか?と聞かれると・・・うっ。となる。
そんなついつい見過ごしがちだけど大事なことが、第一章で書かれています。
書かない事を考える
この発想は無かったのですが、コンセプトやキャラクター、テーマを決めたら「書かない事」を決めるというもの。
そもそもコンセプトがまだ曖昧な当ブログですので、そういうことが絞れれば書かないこともすんなり浮かんでくるのかな・・・?
著書の方は「嫌い」を書かないことをおすすめされていましたが、私はすでに書いてしまってますねぇ。どうしましょう。でも確かに、「私はこれ嫌いなんです!嫌!」って書かれてる記事見てもあまりいい気はしないですよね。
書くべき記事
第五章では「書くべき記事は」という内容になってきます。
記事の種類や目的、情報管理の仕方など、なんとなく書きたい記事を書いている私にとってはこれまたうっとなる内容。
しかし、この本に書かれているように「記事の目的」を定めることで記事自体がとても書きやすくなりました。
適当に書き出してなんとなくの着地点で記事を終える。だと結構時間もかかるし結局何がいいたいかが???な記事になってしまいます(私は日常生活の会話でもこういう傾向があります・・・)。
いきなり出来るようになるわけではないですが、意識して記事を書くことは大事ですよね。
読まれるブログの書き方
第六章は、「読まれるブログの書き方」!テンション上がるタイトルですよね。
この章は17つの見出しに分けて丁寧に解説されてあります。
記事を書くときにすぐに取り入れることが出来るものばかりなので、一気に記事に反映させるのは大変ですが是非是非目を通しておきたい内容です。
特に私は、「ペルソナを意識する」という点がずっと定まらないので、ブログ自体のコンセプトと共に練っていかないと。今後の目標です。
記事を書くまで、書いてから、その先
初心者さん~運営者~を経てその後のことにも触れてあります。
ブログをブログ内で完結させるだけでなく、それをリアルにつなげたり、また稼ぐ以外の目的を見い出したり。
ブログ運営者から講師や書籍化、またグッズ販売やイベント開催など、ネットとリアルって思っているよりも遠くないですよね。
最初からそこまで考えてブログを立ち上げる事が出来る人は少ないかもしれないけど、
私のもう一つのサイトではちょっと専門家のポジション狙えるかな!?と企んでいます。
時間はかかるかもしれないけど、それは少し楽しみ。
まっとうなアフィリエイト
昔、「無料オプトイン」や「情報商材アフィリエイト」「ペラサイトだけで・・・」などのアフィリエイトが盛んだった時代(?)にアフィリエイトを知って、
色んなアフィリエイターのメルマガに登録しまくり、まぁ結構なお金をつぎ込んで色々手を出したのですが・・・
今思えばかなりバカだったと思います。
秒速で!寝てる間に!等の謳い文句・・・今なら「怪しっっ!」って一瞬で思えますが、当時は頭がぼーとしてしまって言われるがままでした。
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結局あの情報アフィリの雰囲気とノリに疲れ果ててアフィリエイト自体から数年遠ざかっていたのですが、やっぱりブログ自体は好きだなぁと思って戻ってきました。
せっかくあの時期からアフィリエイトを知っていたのだから、1つのブログでもぽちぽち地道に更新を続けていたら今頃は、すごい量の情報が積み重なっていたかもしれないなぁ・・・と後悔。
おかしなツールでツイッターのフォロワー増やしまくってる場合じゃなかったです。
当時の私には響かないのかもしれませんが、この鈴木さんの本一冊をあの頃の私に持たせてあげたかったなぁ。これだけを読んで、自分で気長に試行錯誤すれば良かった。
それくらいシンプルで、まっとうで、続けられるアフィリエイトのことが書かれた本だと思います。
収益を上げられる人がやっていること
あぁ稼げない、収益があがらない・・・アフィリエイトなんてもう今更なんじゃないか。
と稼げない理由をどこか他所のせいにしたくなってしまいますが、この本を読むと「結局、アフィリエイトに近道は無いんだなぁ」と改めて思わされます。
収益がある人は、やることしっかりやっているから売れてるのですね。
記事を書いて見直して、修正をして、次につながる検証をする。
読者の意図を想像する。理解する。それを文章に反映させる。
この本1冊に書かれていることを網羅しようと思っても、すぐには出来ません。意識してこつこつ続けて、徐々に自分のものにしていくしかない。
でもそれが一番難しかったりしますよね。
惰性で更新を目的に記事を書いても、自分目線で自分の言いたいことを書き散らかしてるだけになってしまったり。
ちゃんと収益上がっている人は、シンプルなことを続けているんだなぁ、と反省したところで、第一章の「3つのチカラ」がやっぱり大事だな・・・と思い至るのでした。
ぜひ読んでみてください。